CAREER ROADMAP

インフラエンジニアがAWSを学ぶべき理由と最初の一歩|現役IT講師が最短ルートを解説

「AWSはなんとなく必要だとわかるが何から始めればいいかわからない」を解決。オンプレ経験者がAWSを最短で使いこなすための学習ロードマップを解説します。

📅 最終更新:2026年3月👨‍🏫 監修:現役IT講師 吉田宝志

📋 この記事でわかること

まず、この記事で解説する内容の全体像を把握しておきましょう。また、各ポイントを意識しながら読み進めることで理解が深まります。

最初の資格AWS CLF
次の資格AWS SAA
学習開始の目安CCNA or LPIC後
習得期間目安3〜8ヶ月
現在のインフラエンジニア市場で最も需要が高いスキルの一つがAWSです。「オンプレの知識があるのにクラウドが弱い」は転職市場での弱点になりつつあります。この記事では、オンプレ中心のインフラエンジニアがAWSを学ぶべき理由と最短の学習ルートを解説します。

なぜインフラエンジニアにAWSが必要か

国内のクラウド移行は急速に進んでいます。新規システムの多くはクラウドファーストで設計され、既存のオンプレミスシステムもAWS・Azureへの移行が続いています。

  • 国内企業のクラウド利用率は70%を超え、今後もさらに増加見込み
  • 求人票の「AWS経験必須・歓迎」は今やインフラ案件の過半数
  • オンプレのみのエンジニアは案件選択肢が年々狭まっている
  • クラウド設計経験があると単金・年収が20〜50%アップする傾向

💡 オンプレ経験者こそAWSが武器になる

また、AWSはネットワーク・サーバー・ストレージの概念がオンプレと対応しています。VPC=ネットワーク、EC2=サーバー、S3=ストレージと理解することで、オンプレ経験者はAWSの学習がスムーズに進みます。ゼロからのクラウド未経験者より有利なスタートが切れます。

オンプレ知識とAWSの対応関係

また、重要な観点から説明します。なぜなら、ここで紹介する内容を知ることで、より確実な選択ができるからです。

オンプレミスAWS相当サービスポイント
物理サーバーEC2インスタンスタイプ・AMI・セキュリティグループ
LANスイッチ・ルーターVPC・サブネット・ルートテーブルCIDR設計・NATゲートウェイ
ファイアウォールセキュリティグループ・NACLステートフル vs ステートレス
ロードバランサーALB・NLBL4 vs L7・ターゲットグループ
NASストレージS3・EFS・EBSオブジェクト・ファイル・ブロック
DNSサーバーRoute 53フェイルオーバー・レイテンシーベース
監視ツールCloudWatchメトリクス・ログ・アラーム

最初に学ぶべきAWSサービス10選

さらに、補足的な情報をお伝えします。なお、ここで紹介する内容は現場での実体験をもとにしています。

  • 1
    VPC(Virtual Private Cloud)
    AWSの仮想ネットワーク。サブネット・ルートテーブル・インターネットゲートウェイ・NATゲートウェイの構成を必ず手で作ること。
  • 2
    EC2(Elastic Compute Cloud)
    仮想サーバー。インスタンスの起動・SSHアクセス・AMI作成・スナップショットを実機で体験する。
  • 実践演習フェーズ

    3
    S3(Simple Storage Service)
    オブジェクトストレージ。バケット作成・IAMポリシー設定・静的Webサイトホスティングを試す。
  • さらに詳しく

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    さらに詳しく

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  • 4
    RDS(Relational Database Service)
    マネージドデータベース。マルチAZ・リードレプリカ・自動バックアップの概念を押さえる。
  • 5
    IAM(Identity and Access Management)
    権限管理。ユーザー・グループ・ロール・ポリシーの違いを理解しないと他のサービスが使えない最重要サービス。
  • 6
    ALB(Application Load Balancer)
    L7ロードバランサー。EC2インスタンスへのトラフィック分散・ヘルスチェック設定を実際に構築する。
  • 7
    CloudWatch
    監視・ログ管理。メトリクス収集・アラーム設定・ロググループ管理はオンプレの監視ツールと対応させて学ぶ。
  • 8
    Route 53
    DNSサービス。ドメイン登録・ルーティングポリシー(フェイルオーバー・加重)はSAA試験でも頻出。
  • 9
    Auto Scaling
    スケールアウト・インの自動化。EC2 Auto Scalingグループの設定でAWSの自動化を体感する。
  • 10
    CloudFormation(IaC)
    インフラのコード化。テンプレートでVPC・EC2・RDSを自動構築する経験が自社開発転職への武器になる。

学習ロードマップ(CLF→SAA→SAP)

加えて、実践的な観点から解説します。具体的には、ここで紹介する方法を活用することで成果を高められます。

ステップ目標期間目安
Step1AWS CLF取得・全サービスの概要把握1〜2ヶ月
Step2AWS無料枠で実機演習・主要10サービスを手で構築2〜3ヶ月
Step3AWS SAA取得・設計パターンの習得2〜4ヶ月
Step4実務でのAWS案件経験・IaC(Terraform)学習6ヶ月〜1年
Step5AWS SAP取得・クラウドアーキテクト職を目指す3〜6ヶ月

よくある質問

そのため、よくある疑問についてまとめました。また、同じ悩みを持つ方が多いため、ご自身の状況に照らして読んでください。

Q. オンプレの知識なしでAWSから学び始めても良いですか?
A. 可能ですが、ネットワーク(TCP/IP・CIDR・ルーティング)の基礎がないとVPC設計で壁にぶつかります。CCNA・LPIC-1を先に取得してからAWSに移ることを推奨します。
Q. AWSの無料枠はどれくらい使えますか?
A. 新規アカウント作成後12ヶ月間、EC2(t2.micro)・S3(5GB)・RDS(db.t2.micro)などが無料で使えます。ただし無料枠を超えると課金が発生するため、請求アラームの設定を必ず行ってから学習を始めてください。
Q. AWSとAzureどちらを先に学ぶべきですか?
A. 国内市場のシェアはAWSが最大のため、特にこだわりがなければAWSを先に学ぶことを推奨します。Microsoft製品(Active Directory・Exchange等)を扱う案件が多い環境であればAzureを優先しても良いです。

AWS学習の最初の一歩を一緒に踏み出しましょう

最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。

「何から始めればいいか」「自分のスキルレベルに合った学習法は何か」を個別にアドバイスします。2026年7月よりフリーランス講師として個人サポートを開始予定です。

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※AWSサービス・料金は変更になる場合があります。最新情報はAWS公式サイトをご確認ください。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:経営/個人事業/アパレル