現場で使えるLinuxコマンド実践集|運用監視で即使えるコマンド30選

現場で使えるLinuxコマンド実践集|運用監視で即使えるコマンド30選
「教科書のコマンドは知っているけど現場でどう使うかわからない」を解決。障害対応・ログ調査・リソース確認で実際に使うコマンドを現役IT講師がユースケース付きで解説します。
📚 目次
まず、この記事で解説する内容の全体像を把握しておきましょう。また、各ポイントを意識しながら読み進めることで理解が深まります。
💡 この記事の対象読者
具体的には、Linux基礎コマンドは知っているが現場での実用イメージが薄いインフラエンジニア・SES運用監視担当者。LPIC-1取得済みまたは学習中の方にも参考になります。
① システム状態の確認コマンド
次に、具体的な内容について確認します。つまり、ここでの情報が実際の行動に直結するため、丁寧に確認してください。
uptime — サーバーの稼働時間と負荷平均を確認
サーバーがいつから動いているか、直近1分・5分・15分のLoad Averageを確認します。障害発生時の最初の確認コマンドとして必須。
Load Averageがコア数を大幅に超えている場合はCPU高負荷の兆候です。
uname -a — OSのバージョン・カーネル情報を確認
サポート対象のカーネルバージョンか、32bit/64bitかの確認に使います。パッチ適用前後の確認にも。
df -h — ディスク使用量の確認(人が読みやすい形式)
各パーティションの使用率を確認。使用率が80%を超えたらアラート設定しておくのが運用の基本。
② CPU・メモリ・プロセス監視
続いて、実践的なポイントをお伝えします。そのため、自分のケースに当てはめながら読むことが重要です。
top / htop — リアルタイムプロセス監視
CPU・メモリを消費しているプロセスをリアルタイムで確認。障害発生時に「何がリソースを食っているか」を素早く特定できます。
vmstat 1 5 — CPU・メモリ・I/Oの統計を定期表示
1秒間隔で5回サンプリング。「us(ユーザーCPU)」「sy(システムCPU)」「wa(I/O待機)」を確認して性能問題の原因を特定します。
free -h — メモリ・スワップ使用量の確認
メモリ不足の確認に使います。「available」列が実際に使用可能なメモリ量です(buffersとcacheを含む)。
③ ディスク・ファイルシステム確認
また、重要な観点から説明します。なぜなら、ここで紹介する内容を知ることで、より確実な選択ができるからです。
du -sh * — ディレクトリごとのサイズを確認
ディスクフル調査で最もよく使うコマンド。どのディレクトリが大きいかを階層的に追って原因ファイルを特定します。
find / -size +100M -type f — 大きなファイルを検索
100MB以上のファイルをシステム全体から検索。ディスクフルの原因になっているログファイルや一時ファイルを特定します。
④ ネットワーク確認・疎通テスト
さらに、補足的な情報をお伝えします。なお、ここで紹介する内容は現場での実体験をもとにしています。
ss -tulnp — ポート・リスニング状態の確認
netstatの後継コマンド。どのサービスがどのポートで待ち受けているかを確認。新しいサービスを立ち上げた後の確認に必須。
traceroute / tracepath — 経路確認
通信できない時の経路調査。「どこでパケットが止まっているか」をホップ単位で確認できます。ファイアウォール・ルーティングの問題切り分けに使います。
curl -v / wget — HTTPの疎通確認
Webサービスへの疎通確認。ステータスコード・レスポンスヘッダーを確認してサーバーやロードバランサーの動作を検証します。
⑤ ログ調査・フィルタリング
加えて、実践的な観点から解説します。具体的には、ここで紹介する方法を活用することで成果を高められます。
tail -f / journalctl -f — リアルタイムログ監視
障害対応中の最重要コマンド。ログが流れる様子をリアルタイムで確認しながら原因を絞り込みます。
grep / grep -E — ログのキーワード検索
大量のログから特定のエラーや事象を絞り込む。「-i」で大小文字を無視、「-n」で行番号表示、「-A/-B」で前後の行も表示できます。
awk / cut — ログの特定フィールドを抽出
アクセスログのIPアドレスだけ取り出す・エラーコードの集計など、ログ分析で頻繁に使います。
⑥ プロセス管理・サービス操作
そのため、よくある疑問についてまとめました。また、同じ悩みを持つ方が多いため、ご自身の状況に照らして読んでください。
systemctl — サービスの起動・停止・状態確認
現代のLinux(RHEL7以降・Ubuntu 16以降)でのサービス管理の基本。障害時のサービス再起動・自動起動設定に必須。
ps aux — プロセス一覧の確認
すべての実行中プロセスを確認。「grep」と組み合わせて特定プロセスの状態やPIDを取得します。
⚠️ killコマンドは慎重に
プロセスを強制終了する「kill -9」は最終手段です。まず「kill」(シグナル15:正常終了)を試し、それでも停止しない場合のみ「kill -9」を使ってください。本番環境では必ず上長・チームへの確認を取ってから実行しましょう。
現場でのコマンド活用Tips
最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。
💡 履歴を活用してコマンドを効率化
「history」コマンドで過去のコマンドを確認、「Ctrl+R」で逆検索できます。よく使うコマンドはaliasに登録しておくと作業効率が大幅に上がります。
- コマンドを実行する前に「echo」や「–dry-run」で動作確認する習慣をつける
- 本番環境の作業前は必ず設定ファイルのバックアップを取る(cp -p / tar)
- 障害対応中は実行したコマンドと結果をメモ帳やチームチャットに残す
- rootで作業するのは最小限に。sudoで必要な権限だけ使う
- cronジョブの確認は「crontab -l」と「/etc/cron.*」の両方を確認する
よくある質問
最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。
Linux実機演習、一緒にやりましょう
最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。
「コマンドを覚えたけど使いこなせない」「現場で実際にどう使うか教えてほしい」という方に向けて、2026年7月よりフリーランス講師として個別の実機演習サポートを開始予定です。




