AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の取り方・勉強法|CLF・AZ-900の次に目指す中級クラウド資格を現役講師が解説


AWS CLF・AZ-900取得済みで次を目指している方へ

AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の取り方・勉強法
CLF・AZ-900の次に目指す
中級クラウド資格を現役講師が解説

「CLFの次は何を取ればいい?」「SAAはCLFと何が違うの?」「インフラエンジニアにSAAは必要?」——現役IT講師として、CLFとAZ-900の両方の受講生を教えてきた立場から、SAAの試験概要・CLFとの難易度の違い・インフラ経験者に刺さる最短学習ルートを解説します。

読了目安:約25分
対象:CLF・AZ-900取得済みでSAAを検討中の方
更新日:2026年2月

📋 SAA-C03(AWS Certified Solutions Architect – Associate)試験概要
試験コード
SAA-C03
2022年8月改定・現行版

試験時間
130分
CLF(90分)より40分長い

問題数
65問
採点対象50問・対象外15問(公式)

受験料
20,000円
税別。2024年4月改定。為替により変動

合格スコア
720点以上
1,000点満点。公式試験ガイドに明記

有効期限
3年間
CLF・CCNAと同様

この記事を書いた人
インフラエンジニア歴14年・現役IT講師
CCNA・CCNP 取得
LPIC-1 保有
AzureFundamentals 保有
AWS CLF 講師担当
SES現場を複数経験

元NWエンジニアとして複数のSES現場でインフラ構築・運用を経験。現在はIT講師としてCCNA・LPIC-1・AWS CLF・AzureFundamentalsの資格取得コースを担当。CLF受講生を多数合格させてきた経験から、「CLFの次のステップとしてSAAを目指す場合の最短ルート」をお伝えします。

また、AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)は、AWSが提供する認定資格の中でアソシエイトレベルに位置し、クラウドソリューションの設計能力を証明する資格です。CLFが「AWSの全体像を知っているか」を問う試験であるのに対し、SAAは「どのAWSサービスをどの状況で組み合わせて設計するか」という設計思考が問われます。

そのため、インフラエンジニアとしてのキャリアでSAAを取得する意味は大きく、クラウド設計構築フェーズの案件では「SAA保有」が求人要件や単価の目安として使われるケースが増えています。この記事ではCLFからSAAへのステップアップを具体的に解説します。

1. CCNA・LPIC-1・CLF・AZ-900・SAAの5資格比較

「CLFは取ったけど、次のSAAってどれくらい難しいの?」——CLFの3〜5倍の難易度と言われますが、方向性が違うだけで順番に積み上げれば必ず合格できます。CLFで「AWSの全体像」を掴んだ方が次に読む記事です。

このシリーズで取り上げてきた4資格にSAAを加えた5資格を比較します。SAAの位置づけが一目でわかります。

比較項目CCNALPIC-1AWS CLFAZ-900AWS SAA
レベル中級初〜中級入門入門中級
主な対象領域ネットワークLinux OSAWSクラウド基礎Azureクラウド基礎AWSクラウド設計
試験時間120分各90分90分45〜60分程度130分
問題数非公開各60問65問40〜60問程度65問(採点対象50問)
合格スコア非公開800点中500点1,000点中700点1,000点中700点1,000点中720点
受験料(税別)33,600円各15,000円15,000円12,180円20,000円
有効期限3年5年3年期限なし3年
問題の特徴記述式あり記述式あり選択式のみ選択式・ドラッグ等選択式・複数選択
設計思考の問われ方少ない少ない少ない少ないシナリオ型が中心

※受験料は2026年2月時点の情報です。AWSの受験料は為替レートを反映して毎年5月頃に更新される可能性があります。受験前に必ずAWS公式サイトで最新の受験料をご確認ください。CCNA・LPIC-1の受験料は各公式サイトでご確認ください。

2. SAAとCLFの違い——「知識の試験」から「設計の試験」へ

CLFは「何があるかを知っている」、SAAは「どう組み合わせて設計するか」

CLF(クラウドプラクティショナー)は、AWSのサービスの概要・クラウドの基本概念・料金・責任共有モデルなどを「知っているか」が問われます。一方SAAは、実際のビジネス要件に基づくシナリオ問題が中心で、「このシステム要件を満たすには、どのAWSサービスをどの構成で使うべきか」という設計判断力が問われます。

比較項目AWS CLFAWS SAA
問われることAWSサービスの概要・用語・クラウドの基本概念シナリオに基づく最適なサービス選択・アーキテクチャ設計
問題文の長さ短文・選択肢も短い長文シナリオ(2〜5行)・選択肢も詳細
必要な深さ各サービスの「何ができるか」の概要理解各サービスの「なぜ使うか・どう設定するか」まで
代表的なサービスEC2・S3・RDS・VPC・IAM(概要)EC2・ELB・Auto Scaling・S3・RDS・VPC・IAM・CloudFront・Route 53・SQS・Lambda等(詳細)
ハンズオンの必要性なくても合格可能理解を深める上で有効(必須ではないが推奨)
学習時間の目安(IT経験者)40〜80時間程度60〜150時間程度
⚠️ CLFを取っただけでSAAに挑むと苦戦する理由

CLFの知識だけでは「EC2はサーバーを立てるサービス」という概念的理解にとどまります。SAAでは「高可用性を確保するためにEC2をマルチAZ構成にし、ELBで負荷分散、Auto Scalingでスケーラビリティを確保する——この設計の意図を理解した上で問題を解く必要があります。CLF合格後に「SAAの問題を見て全然わからない」と感じる人は多い。それはCLFとSAAの問われる深さが根本的に違うためです。

3. 出題4分野の内容と比重(公式試験ガイドより)

続いて、実践的なポイントをお伝えします。そのため、自分のケースに当てはめながら読むことが重要です。一方で、状況によって異なる場合もあります。

SAAの出題範囲はAWS公式試験ガイドで4つの分野に分けられています。以下の比率はAWS公式試験ガイド(SAA-C03)に明記されています。

よくある疑問

よくある疑問

30%
第1分野:セキュアなアーキテクチャの設計
IAM・責任共有モデル・アクセス制御・暗号化・KMS・AWS Organizations・SCP。CLFで学んだ責任共有モデルがここで深掘りされる

26%
第2分野:弾力性に優れたアーキテクチャの設計
マルチAZ構成・ELB・Auto Scaling・RDSマルチAZ・S3の耐久性・ElastiCache。可用性・耐障害性の設計が中心

24%
第3分野:高パフォーマンスなアーキテクチャの設計
CloudFront・ElastiCache・EFS・SQS・Kinesis。スループット・レイテンシ・スケーラビリティを考慮した設計

20%
第4分野:コストを最適化したアーキテクチャの設計
EC2購入オプション(リザーブド・スポット)・S3ストレージクラス・AWS Cost Explorer・コスト配分タグ

※上記の比率はAWS公式試験ガイド(SAA-C03 バージョン1.1)に基づきます。試験の出題範囲・比率は定期的に見直される場合があります。受験前に必ず最新の公式試験ガイドをご確認ください。

⚠️ 最もつまずきやすい分野:第1・第2分野のサービスの使い分け

SAAで受講生が最も苦戦するのは「似たようなサービスの使い分け」です。たとえばSQSとSNSの違い・RDSとDynamoDBのどちらを使うべきか・SecurityGroupとNACLの違いなど。「どちらも使えそう」という選択肢が複数あるシナリオ問題で、「なぜそのサービスが最適か」まで理解していないと正解できません。模擬問題で間違えた問題の「なぜその選択肢が正しいか」の解説を丁寧に読み込む学習が最も効果的です。

💡 CCNAの知識がSAAで直接活きる場面

CCNAでTCP/IP・サブネット・ルーティングを学んでいると、VPC設計・サブネット分割・セキュリティグループ・NACLの理解が格段にスムーズになります。「VPCのパブリックサブネットとプライベートサブネットの分け方」「インターネットゲートウェイとNATゲートウェイの使い分け」などは、オンプレのネットワーク設計と考え方が共通しています。CCNAを持っているインフラエンジニアはSAAの第1・第2分野のネットワーク関連問題で大きなアドバンテージを持てます。

4. CLF取得済みの方向けの最短学習ルート

また、重要な観点から説明します。なぜなら、ここで紹介する内容を知ることで、より確実な選択ができるからです。したがって、しっかり確認してください。

1
AWS Skill Builder でSAA公式練習問題を解いて現状把握
学習開始と同時(1〜2時間)

AWS公式のAWS Skill Builder(無料)にSAA-C03の公式練習問題(20問程度)が用意されています。CLF合格直後に挑戦してみて、「問題の難しさ・問われ方の違い」を体感することを最初のステップとして推奨します。CLFとの問われ方の違いを最初に体感することで、学習の方向性が明確になります。

AWS Skill Builder(無料)

2
Udemy動画講座でAWSサービスを「設計の文脈」で学ぶ
2〜4週間

CLFで各サービスの概要は把握しているため、SAA向けの動画講座では「サービスを組み合わせた設計パターン」に注目して視聴します。ハンズオン形式の講座でAWSを実際に触りながら学ぶと、シナリオ問題への理解が深まります。「CLF取得済みの方は第1章を飛ばして」という形式の講座も多いため、自分の習熟度に合わせてスキップしながら進めます。

Udemy講座(有料・セール時1,500〜3,000円程度)AWSの無料アカウント(ハンズオン用)

3
参考書でサービスの詳細と設計パターンをインプット
2〜4週間(フェーズ2と並行可)

SAA-C03対応の日本語参考書でサービスの詳細・Well-Architectedフレームワークの考え方をインプットします。動画で全体像を掴んだ後に参考書で体系的に整理するか、参考書を先に読んでから動画という順でも問題ありません。SAA-C02対応の古い教材は最新の出題傾向に対応していない場合があるため、SAA-C03対応を明示した教材を使用することをおすすめします。

SAA-C03対応の日本語参考書

4
Udemy模擬問題集を繰り返し解いて弱点を特定・補強
2〜4週間

SAAで最も重要な学習フェーズです。CLFよりもはるかに問題数が多く難易度も高いため、模擬問題集を最低2〜3周することを目標にします。間違えた問題の解説を必ず読み「なぜその選択肢が正しいか」まで理解することが合格への近道です。本番試験は1問あたり平均2分で解く必要があるため、スピードと正確さの両方を意識した練習が重要です。

Udemy模擬問題集(有料・SAA-C03対応)

5
模擬試験で安定して8割以上取れたら受験予約・受験
受験前1〜2週間

模擬試験で安定して8割以上の正答率が出るようになったら受験の準備ができています。AWS Skill Builderの公式練習問題で最終確認をしてから受験を予約します。テストセンター受験ではオンライン受験よりもネットワーク障害等のリスクが低いため、初回受験はテストセンターをおすすめする声が多くあります。

ピアソンVUE(テストセンターまたはオンライン)AWS Skill Builder 公式練習問題(最終確認)

講師として教えてきた経験から

CLFからSAAへの移行で最もつまずくのが「CLFと同じ勉強法で進めようとすること」です。CLFは「サービス名と概要の暗記」でも合格できますが、SAAは「このシナリオで最適な構成はどれか」を問う問題が中心です。CLFを取得した直後にSAAの模擬問題を解いてみて「全然わからない」と感じることは正常です。SAAではインプット(動画・参考書)よりもアウトプット(模擬問題を解いて解説を読む)の時間を多く確保することが、最も効率的な学習方法です。

著者(元NWエンジニア・インフラエンジニア歴14年・現役IT講師)

5. インフラ経験者がSAAで有利になるポイント

さらに、補足的な情報をお伝えします。なお、ここで紹介する内容は現場での実体験をもとにしています。一方で、個人差もあるため参考程度に捉えてください。

インフラエンジニアとして現場経験のある方は、SAAのいくつかの分野で特有のアドバンテージがあります。

  • ネットワーク設計の問題(CCNAが活きる):VPC・サブネット・セキュリティグループ・NACL・VPNゲートウェイ・Direct ConnectなどのネットワークサービスはCCNAのオンプレ知識と対応関係がある。「AWSのVPCはオンプレのネットワークのクラウド版」として考えると理解が速い
  • 可用性・冗長構成の設計(インフラ構築経験が活きる):マルチAZ構成・フェイルオーバー・ELBによる負荷分散など、オンプレの冗長化設計の考え方がそのまま当てはまる場面が多い
  • コスト最適化の問題(現場感覚が活きる):「この構成でコストが高い理由はどこか」という問いに対して、サーバーやネットワーク機器のコスト感覚があると問題の意図が理解しやすい
  • 苦戦しやすい分野:マネージドサービスの連携:SQS・SNS・EventBridge・Lambdaなどのサーバーレス・イベント駆動型のサービスは、オンプレにはない概念のため最初は理解に時間がかかる。この分野はハンズオンで実際に触ることが理解の近道

6. おすすめ教材——講師が実際に確認しているもの

加えて、実践的な観点から解説します。具体的には、ここで紹介する方法を活用することで成果を高められます。したがって、ぜひ参考にしてください。

公式・無料
AWS Skill Builder(公式練習問題)

AWSが提供する公式オンライン学習プラットフォーム。SAA-C03の公式練習問題セット(20問程度)が無料で利用できる。本番と同様の問題形式・難易度で、現在の実力を確認するのに最適。学習初期と受験直前の両方で活用を推奨。

AWS公式無料日本語対応

Udemy動画講座(SAA-C03対応)

「これだけでOK!AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト試験突破講座」など複数の日本語対応講座がある。ハンズオン形式でAWSを実際に触りながら学べるものが多く、CLFより深いサービス理解に役立つ。セール時に1,500〜3,000円程度になることが多い。

動画形式ハンズオンありセール時購入推奨

Udemy模擬問題集(SAA-C03対応)

SAA合格に最も直結する教材。6回分(390問)規模の問題集がある。問題を解くだけでなく解説を丁寧に読む使い方が重要。本番試験の傾向に近い問題を多く収録したものを選ぶ。必ずSAA-C03対応と明示されているものを選ぶこと。

C03対応を確認解説の質が重要複数回分推奨

SAA-C03対応の日本語参考書

体系的にサービスと設計パターンを学ぶための書籍。「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト 改訂第3版」など複数ある。SAA-C02対応の古い版は最新傾向に対応していない場合があるため、C03対応を確認して購入する。

C03対応を確認体系的学習に有効

無料
AWSの無料アカウント(ハンズオン用)

実際にAWSを触ることでシナリオ問題への理解が深まる。CLFと違いSAAではハンズオン経験が学習効率を大きく上げる。無料枠の範囲内で、EC2・S3・VPC・IAMなどを実際に設定してみることを推奨。費用に注意してリソースの削除を忘れずに。

AWS公式12ヶ月無料枠リソース削除に注意

無料
AWS Black Belt Online Seminar

AWSが提供する各サービスの詳細解説動画・資料。特定のサービスの理解が浅いと感じた場合に該当サービスの資料を参照すると、公式の最新情報を正確に把握できる。日本語で提供されており、試験対策以外の実務にも役立つ。

AWS公式無料サービス別に参照

7. 受験申し込みの手順と注意点

そのため、よくある疑問についてまとめました。また、同じ悩みを持つ方が多いため、ご自身の状況に照らして読んでください。なお、詳細は個別にご相談ください。

Step 1:AWS認定アカウントを作成する(CLF受験済みの場合は既存のアカウントを使用)
AWS認定アカウントは、AWSアカウントとは別に作成するアカウントです。CLFを受験済みの場合は同じアカウントでSAAの受験申し込みができます。

Step 2:AWS認定アカウントから「新しい試験の予約」を選択し、SAA-C03を選ぶ
ピアソンVUEのスケジュール設定画面に移動します。テストセンター受験かオンライン受験かを選択します。

Step 3:受験日・会場(またはオンライン)を選んで予約・支払いをする
受験料20,000円(税別)をクレジットカード等で支払って予約完了です。試験開始24時間前まではキャンセル・変更が可能です(変更は2回まで)。

Step 4:当日受験・結果確認
テストセンターでは身分証明書の持参が必要です。試験終了後、詳細な結果は5営業日以内にAWS認定アカウントの試験履歴から確認できます(当日にAWS認定アカウントで確認できる場合もあります)。

⚠️ 受験料は為替レートにより変動する可能性があります

AWS認定試験の受験料は「少なくとも毎年5月に為替レートを反映して更新される」とAWS公式が明記しています。この記事に記載の20,000円(税別)は2024年4月改定時点の情報です。受験前に必ずAWS公式サイトで最新の受験料をご確認ください。

8. 学習期間の目安

最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。また、不明点はお気軽にお問い合わせください。

前提知識・状況週あたりの学習時間合格までの目安期間
CLF取得済み+CCNA・インフラ実務経験あり週10〜15時間1〜2ヶ月
CLF取得済み・クラウド実務経験なし週10〜15時間2〜3ヶ月
IT経験はあるがCLF未取得週15〜20時間2〜4ヶ月
IT・クラウドともに未経験週15〜20時間4〜6ヶ月

※上記はあくまで目安です。学習の定着度・事前知識によって前後します。特定の期間での合格を保証するものではありません。

9. SAA取得後の次のステップ

さらに、追加情報をお伝えします。なお、ここでの内容も実践において役立つものです。したがって、余裕があればぜひ確認してください。

  • AWS SAP(ソリューションアーキテクトプロフェッショナル):SAAの上位資格。SAAで有効期限(3年)を迎えた場合にSAPに合格することで再認定される。大規模・複雑な設計を扱う上位職を目指すエンジニア向け
  • AZ-104(Azure管理者アソシエイト):AZ-900の次のステップとして位置づけられるAzureの中級資格。SAAとAZ-104の両方を保有することでAWSとAzureのマルチクラウド対応力が証明できる
  • AWS DVA(デベロッパーアソシエイト)/ SOA(SysOpsアドミニストレーターアソシエイト):SAAと同じアソシエイトレベルの横断資格。開発よりの案件や運用管理よりの案件に応じて取得の方向を選択できる
  • クラウド設計構築フェーズの案件への参画:SAAを取得することで、SES・転職市場でのクラウド設計構築フェーズの案件における評価が上がる。Terraformなどのハンズオンスキルと組み合わせるとさらに差別化できる

10. よくある疑問(FAQ)

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

CLFを取らずにSAAから受験することはできますか?
Aはい、できます。AWSの認定試験には受験に前提資格は設けられておらず、CLFを取得していなくてもSAAを受験できます。ただしSAAはCLFよりも出題範囲が広く難易度が高いため、AWSの基礎知識がない状態からSAAに直接挑戦すると学習量が増えます。クラウドが初めての方はCLFを先に取得してAWSの全体像を把握してからSAAに進む方法が一般的です。

合格率はどのくらいですか?
AAWSは合格率を公式に公開していません。複数の受験者報告や推計情報をもとに「50〜70%程度」と伝えているサイトがありますが、公式情報ではないため参考程度にとどめてください。CLFよりも難易度が高く、十分な対策なしに受験すると合格が難しい試験です。模擬試験で安定して8割以上取れる状態になってから受験することをおすすめします。

AWS実務経験がなくても合格できますか?
A可能です。実務経験がなくてもUdemy動画講座・参考書・模擬問題集の組み合わせで合格している方は多くいます。ただし、AWSのハンズオン(実際に触る経験)があると設計シナリオ問題の理解が格段に速くなるため、AWSの無料アカウントを活用した学習を合わせて行うことをおすすめします。

SAAはインフラエンジニアに必要ですか?
Aクラウド案件・クラウド移行案件に参画したいインフラエンジニアにとって、SAAはCLFの次の重要なステップです。SES市場では「SAA保有」が求人要件や単価の目安として使われるケースが増えており、CCNAやLPIC-1で証明できるオンプレ知識にSAAを加えることで、オンプレ・クラウド両方に対応できるエンジニアとして差別化できます。

11. まとめ

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

✅ AWS SAA(SAA-C03)合格に向けたポイント整理
  1. 試験概要(公式情報):問題数65問(採点対象50問・対象外15問)・試験時間130分・合格スコア1,000点中720点・受験料20,000円(税別)・有効期限3年
  2. CLFとの最大の違いは「シナリオ型の設計問題が中心」:サービスの概要暗記では合格できない。「なぜそのサービスを使うか」まで理解する学習が必要
  3. 出題4分野の比率は公式試験ガイドに明記:①セキュアなアーキテクチャ30%・②弾力性26%・③高パフォーマンス24%・④コスト最適化20%
  4. CCNAやインフラ経験はVPC・ネットワーク関連問題で直接活きる:オンプレのネットワーク設計の知識がAWSのVPC設計と対応する
  5. 学習はアウトプット(模擬問題)中心で進める:間違えた問題の解説を丁寧に読む習慣が最短合格への近道
  6. 受験料は為替により変動する可能性がある:受験前に必ずAWS公式サイトで最新の受験料を確認する
  7. SAA取得はクラウド設計構築フェーズへのステップアップに直結:CLFに加えてSAAを持つことでSES市場での評価・単価が上がる傾向がある
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