AZ-104(Azure管理者アソシエイト)の取り方・勉強法|AZ-900の次に目指すAzure中級資格を現役講師が解説


AZ-900取得済みでAzure中級を目指している方へ

AZ-104(Azure管理者アソシエイト)の取り方・勉強法
AZ-900の次に目指す
Azure中級資格を現役講師が解説

「AZ-900の次は何を取ればいい?」「AZ-104はAZ-900とどう違うの?」「有効期限が1年ってどういうこと?」——現役IT講師としてAZ-900の受講生を多数担当してきた立場から、AZ-104の試験概要・AZ-900との難易度の違い・有効期限1年の更新の仕組み・最短学習ルートまでを具体的に解説します。

読了目安:約25分
対象:AZ-900取得済みでAZ-104を検討中の方
更新日:2026年2月

📋 AZ-104(Microsoft Certified: Azure Administrator Associate)試験概要
試験コード
AZ-104
Azure Administrator Associate

試験時間
120分程度
Microsoftは公式に明記しない場合あり

問題数
55〜65問程度
公式非明記・受験回により変動

受験料(税込)
約22,000〜23,000円
為替により変動・公式サイトで要確認

合格スコア
700点以上
1,000点満点。公式学習ガイドに明記

有効期限
1年間
AZ-900(期限なし)と異なる・更新必要

この記事を書いた人
インフラエンジニア歴14年・現役IT講師
CCNA・CCNP 取得
LPIC-1 保有
AzureFundamentals 保有
AWS CLF 講師担当
SES現場を複数経験

元NWエンジニアとして複数のSES現場でインフラ構築・運用を経験。現在はIT講師としてCCNA・LPIC-1・AWS CLF・AzureFundamentals(AZ-900)の資格取得コースを担当。AZ-900から次のステップを目指す受講生を多くサポートしてきた経験から、「AZ-104に進む前に知っておくべきこと」を一次情報としてお伝えします。

AZ-104は、AWSで言えばSAAに相当するAzureのアソシエイトレベルの資格です。AZ-900(AzureFundamentals)が「Azureの全体像を知っているか」を問う入門試験であるのに対し、AZ-104は「Azure環境を実際に実装・管理・監視できるか」という実践的なスキルが問われます。

AZ-104を取得することで意味があるのは、Azure案件・Azure管理者の実務において「基礎的なスキルと知識を持つ人材」として客観的に証明できる点です。SES市場でもAzure案件への参画要件として記載されることが増えています。ただし有効期限が1年間という点はAZ-900と大きく異なり、取得後の更新の仕組みを理解しておく必要があります。

1. CCNA・LPIC-1・AZ-900・SAA・AZ-104の6資格比較

まず、この記事の全体像を把握しておきましょう。また、各項目を意識しながら読み進めることで、理解が深まります。

「AZ-900を取ったけど、AZ-104ってどれくらいハードルが上がるの?」——AZ-900が「Azureを知る」資格なら、AZ-104は「Azureを管理できる」ことを証明する資格です。日本企業のWindows環境では特に需要が高く、取得すると現場での立場が変わります。

比較項目CCNALPIC-1AZ-900AWS SAAAZ-104
レベル中級初〜中級入門中級中級
主な領域ネットワークLinux OSAzure基礎AWS設計Azure実装・管理
試験時間120分各90分45〜60分程度130分120分程度
合格スコア非公開800点中500点1,000点中700点1,000点中720点1,000点中700点
受験料目安約33,600円(税別)各15,000円(税別)約12,180円(税別)20,000円(税別)約22,000〜23,000円(税込)
有効期限3年5年期限なし3年1年間
更新方法上位試験合格等上位試験合格等更新不要再受験または上位合格Microsoft Learnで無料更新試験
問われることNW設計・設定Linuxコマンド・管理Azureの概要・用語AWSシナリオ設計Azure環境の実装・管理・監視

※受験料は2026年2月時点の目安です。Microsoftの受験料は為替により変動します。受験前に必ずMicrosoft公式サイト・ピアソンVUEで最新の受験料をご確認ください。CCNA・LPIC-1の受験料は各公式サイトでご確認ください。

⚠️ AZ-104の有効期限は「1年間」——AZ-900と異なる最重要ポイント

このシリーズで紹介しているAZ-900(AzureFundamentals)は有効期限がありません。しかしAZ-104(Azure Administrator Associate)は取得後1年で有効期限が切れます。CCNA(3年)・LPIC-1(5年)・AWS SAA(3年)と比べても最も短い更新サイクルです。取得後の更新の仕組みを事前に理解しておくことが重要です(詳細はセクション4で解説)。

2. AZ-104とAZ-900の違い——「知識の試験」から「実装・管理の試験」へ

次に、具体的な内容について解説します。つまり、ここでの情報が実際の行動に直結するため、丁寧に確認してください。

比較項目AZ-900(入門)AZ-104(中級)
問われることAzureサービスの概要・クラウドの基本概念・料金・責任共有モデル仮想ネットワーク・VM・ストレージ・ID・セキュリティ・ガバナンスの実装・管理・監視
問題文の特徴短文・選択肢も短い・概念の選択が多い長文シナリオ・「この状況でどの設定をするか」という実装判断問題が中心
必要な深さ「このサービスは何ができるか」の概要理解「このサービスをどう設定・操作するか」まで。PowerShell・Azure CLIの知識も問われる
ハンズオンの必要性なくても合格可能Azureポータルを実際に操作した経験があると理解が速い(試験中もLearnを閲覧できる)
CLI・コマンドの出題ほぼなしPowerShell・Azure CLIのコマンドが出題される。試験中にLearnで確認可能
講師として受講生と向き合ってきた経験から

AZ-900とAZ-104で問われる深さの違いを一言で表すと、AZ-900は「Azureにはこういうサービスがある」を知っているか、AZ-104は「そのサービスをどう使うか・設定するか・管理するか」まで答えられるかです。AZ-900を取った直後にAZ-104の模擬問題を見ると「全然違う」と感じる受講生が多い。それは正常な反応です。AZ-900の知識を土台にしながら、各サービスの「操作・設定・管理」まで掘り下げる学習が必要になります。

著者(元NWエンジニア・インフラエンジニア歴14年・現役IT講師)

3. 出題5分野の内容と比重(公式学習ガイドより)

続いて、実践的なポイントをお伝えします。そのため、自分のケースに当てはめながら読むことが重要です。一方で、状況によって異なる場合もあります。

AZ-104の出題範囲はMicrosoft公式学習ガイドで5つの分野に分けられています。以下の比率はMicrosoft公式学習ガイド(2025年4月18日時点の評価スキル)に基づきます。

よくある疑問

よくある疑問

20〜25%
最大比重

第1分野:Azure IDとガバナンスを管理する
Microsoft Entra ID(旧Azure AD)のユーザー・グループ管理・RBAC・Azure Policy・サブスクリプション管理。AZ-900で学んだ責任共有モデルがここで深掘りされる

15〜20%

第2分野:ストレージを実装して管理する
Storageアカウント・Blobストレージ・ファイル共有・アクセス制御・データ保護。AWSのS3に相当するAzure Storageの詳細な設定が問われる

20〜25%
最大比重

第3分野:Azureのコンピューティングリソースをデプロイおよび管理する
仮想マシン(VM)の作成・設定・管理・スケール・コンテナ(Azure Container Instances)・App Service・ARM テンプレート・Bicep

15〜20%

第4分野:仮想ネットワークを実装および管理する
仮想ネットワーク(VNet)・サブネット・NSG・VNet Peering・VPN Gateway・Azure DNS・Load Balancer・Application Gateway

10〜15%

第5分野:Azureリソースの監視と管理
Azure Monitor・Log Analytics・アラート・バックアップと復元・Azure Advisor・コスト管理

※上記の比率はMicrosoft公式学習ガイド(2025年4月18日時点で測定されたスキル)に基づきます。試験の出題範囲・比率は定期的に更新されます。受験前に必ず最新の公式学習ガイドをご確認ください。

4. 有効期限1年と更新の仕組み——AZ-900との最大の違い

また、重要な観点から説明します。なぜなら、ここで紹介する内容を知ることで、より確実な選択ができるからです。したがって、しっかり確認してください。

AZ-104を含むAzureのアソシエイト・エキスパート・専門分野レベルの資格は、取得日から1年間で有効期限が切れます。AZ-900(AzureFundamentals)が有効期限なしであるのと大きく異なる点です。

更新の仕組み(無料・オンラインで完結)

  • 有効期限の6か月前からMicrosoft Learnで更新評価を受験できる:Microsoftからメールで通知が届く。通知を見落とさないよう登録メールを確認しておく
  • 更新評価は無料・オンラインで完結・何度でも受験可能:テストセンターへの来場不要。自宅・職場のブラウザから受験。不合格でも期限内なら何度でも再受験できる(3回目以降は24時間の間隔が必要)
  • 合格すると有効期限がさらに1年延長される:早めに合格しても現在の認定期間が無駄になることはない。有効期限が「取得日 + 1年」ではなく「更新後 + 1年」に更新される
  • 有効期限切れで失効した場合は、新規受験と同じ扱いになる:再度受験料を払って試験を受け直す必要がある。失効しないよう有効期限の管理が重要
💡 AZ-104の有効期限1年は「クラウド技術の変化スピード」が理由

なお、AzureはMicrosoftが継続的に新機能・新サービスを追加しているため、1年前の知識が現在の実務に対応していない可能性があります。Microsoftは「定期的な更新プロセスを通じて、資格保有者が常に最新の知識を維持していることを保証する仕組み」として有効期限を設けています。更新評価の問題も最新のAzure機能に対応した内容になっています。

5. AZ-900取得済みの方向けの最短学習ルート

さらに、補足的な情報をお伝えします。なお、ここで紹介する内容は現場での実体験をもとにしています。一方で、個人差もあるため参考程度に捉えてください。

1
Microsoft Learnの公式練習評価で現状把握
学習開始と同時(1〜2時間)

Microsoft Learnに無料のAZ-104練習用評価(Practice Assessment)が用意されています。AZ-900取得直後に挑戦して「AZ-900との問われ方の違い・難易度差」を体感することを最初のステップとして推奨します。どの分野が得意か・苦手かを事前に把握することで、学習の優先順位が明確になります。

Microsoft Learn(無料)練習用評価(Practice Assessment)

2
Microsoft Learnの無料学習パスで各分野をインプット
2〜4週間

Microsoft LearnにAZ-104向けの無料学習パスが公式に用意されています。5分野すべてをカバーしており、サービスの概念・操作方法をMicrosoftの公式情報で学べます。試験中にLearnを参照できる仕様のため、「どこに何が書いてあるか」の把握にも役立ちます。動画・演習・サンドボックスが組み合わさっており、無料で実質的なハンズオン学習ができます。

Microsoft Learn 学習パス(無料)Azure無料アカウント(ハンズオン用)

3
日本語参考書でサービスの詳細・操作手順を体系的に整理
2〜3週間(フェーズ2と並行可)

AZ-104対応の日本語参考書で、各サービスの操作手順・設定パラメータを体系的に学びます。ARM テンプレート・PowerShell・Azure CLIのコマンドも参考書で整理しておくと、試験中のLearn参照が効率的になります。2025年現在、最新のAzureサービス名(Microsoft Entra IDなど)に対応した参考書を選ぶことが重要です。

AZ-104対応の日本語参考書

4
模擬問題集を繰り返し解いて弱点分野を特定・補強
2〜4週間

AZ-104では「暗記で解ける問題よりも、考えて解く問題のほうが多い」と複数の受験者が報告しています。模擬問題集で間違えた問題の解説を「なぜその設定が正しいか」まで理解することが合格への鍵です。問題を解くスピードも重要で、1問あたり平均2分程度が目安になります。

Udemy模擬問題集Microsoft Learn 練習用評価

5
試験中のLearn参照方法を把握したうえで受験
受験前1〜2週間

AZ-104は試験中にMicrosoft Learnのドキュメントを参照できます(詳細はセクション7で解説)。ただし参照に慣れていないと時間を大幅にロスします。学習中から「コマンド・ARMテンプレートのリファレンスがLearnのどこにあるか」を把握しておくことが試験対策の一部になります。模擬試験で安定して7割以上取れたら受験を予約します。

ピアソンVUE(テストセンターまたはオンライン)

6. インフラ経験者・CCNAホルダーがAZ-104で有利になるポイント

加えて、実践的な観点から解説します。具体的には、ここで紹介する方法を活用することで成果を高められます。したがって、ぜひ参考にしてください。

  • 仮想ネットワーク設計(第4分野)でCCNAが直接活きる:VNetのサブネット設計・NSGの設定・VPN Gateway・ExpressRouteは、CCNAで学んだオンプレのVPN・ファイアウォール・ルーティングと概念が共通している。「AzureのVNetはオンプレのネットワークのクラウド版」として考えると設計問題の理解が速い
  • VMの管理・冗長構成(第3分野)でインフラ構築経験が活きる:可用性セット・可用性ゾーン・VMスケールセットの概念は、オンプレの冗長構成・クラスタリングの知識と対応している
  • 監視・バックアップ(第5分野)で運用経験が活きる:Azure MonitorのLog Analyticsクエリは、Linuxのsyslog・Windowsのイベントログ調査の経験があると設計意図が理解しやすい
  • 苦戦しやすい分野:IDとガバナンス(第1分野):Microsoft Entra ID(旧Azure AD)のRBAC・条件付きアクセス・マネージドIDなどのIDaaS概念はオンプレにない考え方のため、最初は理解に時間がかかる。この分野はMicrosoft Learnの公式ドキュメントを読み込む時間を多めに確保することを推奨
  • 苦戦しやすい分野:PowerShell・Azure CLIコマンド:コマンドの構文・オプションを暗記する必要はないが、「このコマンドで何ができるか」の概念理解は必要。試験中にLearnで確認できるため、リファレンスの場所を事前に把握しておくことが対策になる

7. 試験中にMicrosoft Learnを参照できる——活用のポイント

そのため、よくある疑問についてまとめました。また、同じ悩みを持つ方が多いため、ご自身の状況に照らして読んでください。なお、詳細は個別にご相談ください。

AZ-104の試験では、試験中にMicrosoft Learnのドキュメントをブラウザで参照することができます。これはAZ-104の特徴的な仕様であり、学習方法・試験対策に影響します。

  • 有効活用できる場面:PowerShell・Azure CLIのコマンド構文・ARMテンプレートの書き方など、暗記が難しいコマンド系の問題。「コマンド一発で解ける」という受験者の報告もある
  • 注意点:慣れていないと時間を大幅にロスする:Learnのドキュメントは量が膨大で、目的の情報を探すのに時間がかかる。「調べながら解こう」という方針で臨むと試験時間が足りなくなるリスクがある。平均で1問2分のペースで解く必要があり、Learnを参照するのはコマンド系問題のみに限定することを推奨
  • 対策:学習中からLearnのナビゲーションに慣れておく:「PowerShellのVMコマンドリファレンスはどこにあるか」「NSGの設定手順はどこにあるか」を学習中に確認しておくことが試験準備の一部になる

8. おすすめ教材

最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。また、不明点はお気軽にお問い合わせください。

公式・無料
Microsoft Learn 練習用評価(Practice Assessment)

Microsoftが提供する無料の公式練習問題。本番試験と同様の形式で現在の実力を確認できる。学習初期(現状把握)・受験直前(最終確認)の両方での活用を推奨。

Microsoft公式無料日本語対応

公式・無料
Microsoft Learn 学習パス(AZ-104向け)

AZ-104の5分野をカバーする公式学習パス。動画・演習・サンドボックスで無料のハンズオン学習ができる。試験中に参照できるLearnの構造を理解するためにも有効。

Microsoft公式無料サンドボックスあり

AZ-104対応の日本語参考書

「Microsoft認定資格試験テキスト AZ-104:Microsoft Azure Administrator」が現時点で最新のAzureサービス名(Microsoft Entra IDなど)に対応しているとされる。古い版はサービス名が旧称(Azure ADなど)になっているため、最新版を確認して購入する。

最新版を確認Entra ID対応を確認

Udemy模擬問題集

本番試験に近い形式・難易度の模擬問題集。複数セット(最新順)で取り組むことが推奨されている。解説の詳細さが合否を分けるため、解説の質を重視して選ぶ。セール時に購入することで費用を抑えられる。

最新問題セットを優先解説の質を確認セール時購入推奨

無料
Azureの無料アカウント(ハンズオン用)

実際にAzureを操作することで設定問題の理解が深まる。仮想マシン・VNet・ストレージアカウント・Entra IDの基本操作を試しておくと、試験問題のシナリオがイメージしやすくなる。不要なリソースの削除・費用管理に注意。

Microsoft公式無料枠ありリソース削除に注意

9. 受験申し込みの手順と注意点

さらに、追加情報をお伝えします。なお、ここでの内容も実践において役立つものです。したがって、余裕があればぜひ確認してください。

Step 1:個人のMicrosoftアカウント(MSA)でMicrosoft認定プロファイルを確認・作成する
AZ-900を受験済みの場合は既存のプロファイルを使用します。個人のMSA(個人アカウント)を使用することが強く推奨されています。組織(職場・学校)のAzure ADアカウントで登録した場合、組織を離れると試験記録が失われ復旧できなくなります(Microsoft公式ページに明記)。

Step 2:Microsoft認定資格ページからピアソンVUEでAZ-104を予約する
テストセンター受験またはオンライン受験を選択します。初回はテストセンターでの受験を選ぶ受験者が多く、ネットワーク・環境トラブルのリスクが低いというメリットがあります。

Step 3:受験料(約22,000〜23,000円・税込)を支払って予約完了
受験料は為替により変動します。受験前に必ずMicrosoft公式サイトで最新の受験料を確認してください。バウチャー(MCP受験バウチャー)を使用すると定価より安く受験できる場合があります。

Step 4:当日受験・結果確認
テストセンターでは本人確認書類(氏名がMicrosoft認定プロファイルと完全一致していること)が必要です。試験終了後、詳細な結果はMicrosoft認定資格ページの試験履歴から確認できます。

⚠️ 個人MSAでの登録を忘れずに——公式が強く推奨している理由

Microsoft公式試験ページに「個人のMSAアカウントを使用して試験に登録することを強くお勧めします。組織(職場/学校)AADアカウントで登録した場合は、組織を離れると試験記録が失われ、復旧することができません」と明記されています。転職や退職後も試験履歴・認定証を維持するために、個人のMicrosoftアカウントで受験することが重要です。

10. 学習期間の目安

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

前提知識・状況週あたりの学習時間合格までの目安期間
AZ-900取得済み+CCNA・インフラ実務経験あり週10〜15時間1〜2ヶ月
AZ-900取得済み・クラウド実務経験なし週10〜15時間1〜3ヶ月
IT経験はあるがAZ-900未取得週15〜20時間2〜4ヶ月
IT・クラウドともに未経験週15〜20時間4〜6ヶ月

※上記はあくまで目安です。学習の定着度・事前知識によって前後します。特定の期間での合格を保証するものではありません。

11. AZ-104取得後の次のステップ

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

  • AZ-305(Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions):AZ-104の上位資格。AzureエキスパートレベルのAzure Solutions Architect Expertに向けた設計専門の試験。AZ-104で管理・運用を学んだ後、設計視点まで昇華させるステップ
  • AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト):AZ-104とAWS SAAの両方を持つことで、AzureとAWSのマルチクラウド対応力を証明できる。SES市場でもマルチクラウドエンジニアの需要が増えており、差別化につながる
  • Azure関連の専門分野資格:AZ-500(Azure Security Engineer)・DP-900(Azure Data Fundamentals)など、特定領域を深掘りする専門資格への展開も可能
  • 有効期限の6か月前から更新評価の準備を開始する:取得後1年で失効するため、取得直後から更新のスケジュールを意識しておく。Microsoft Learnのプロファイルページで有効期限を確認できる

12. よくある疑問(FAQ)

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

AZ-900を取らずにAZ-104から受験することはできますか?
Aはい、できます。AZ-104に前提資格は設けられておらず、AZ-900未取得でも受験可能です。ただしAZ-104はAZ-900より出題範囲が広く難易度が高いため、Azureの基礎知識がない状態から学習を始めると必要な時間が増えます。Azureが初めての方はAZ-900を先に取得してAzureの全体像を把握してからAZ-104に進む方法が一般的です。

有効期限が1年では短すぎると感じますが、更新は難しいですか?
A更新評価はMicrosoft Learnでオンラインで完結・無料・何度でも受験可能です。本試験より問題数が少なく(26問程度という報告あり)、資料の持ち込みも可能とされています。ただし「1年前の記憶はかなり忘れている」という体験談もあるため、更新評価の前に苦手分野を復習してから臨むことをおすすめします。定期的に学習を続けてAzureの最新知識を維持していれば、更新評価自体はそれほど難しくないという声が多くあります。

試験中にMicrosoft Learnを参照するのは「カンニング」ではないですか?
A試験中のMicrosoft Learn参照はMicrosoftが公式に認めている仕様です。これはAZ-104が「暗記」よりも「実際のAzure運用シナリオへの対応力」を評価する試験設計であるためです。ただし前述のとおり、慣れていないと時間をロスするため、学習中から参照方法に慣れておくことが重要です。

AZ-104とAWS SAAはどちらを先に取得すべきですか?
A応募したい案件・キャリアの方向性によります。Azure案件・Microsoft系の企業への転職を目指すならAZ-104を優先、AWS案件・クラウドネイティブな企業を目指すならSAAを優先するのが合理的です。どちらを先にするかより「両方取得すること」がマルチクラウド対応力の証明になるため、一方を取得後にもう一方を目指すことをおすすめします。

13. まとめ

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

✅ AZ-104(Azure Administrator Associate)合格に向けたポイント整理
  1. 試験概要(公式情報):合格スコア1,000点中700点・試験時間120分程度・問題数55〜65問程度(公式非明記)・受験料約22,000〜23,000円(税込・為替変動あり)・有効期限1年間
  2. AZ-900との最大の違いは「有効期限1年間」と「実装・管理問題が中心」:AZ-900は有効期限なしだが、AZ-104は1年で失効。更新は無料・オンラインで完結
  3. 出題5分野(公式):①IDとガバナンス20〜25%・②ストレージ15〜20%・③コンピューティング20〜25%・④仮想ネットワーク15〜20%・⑤監視と管理10〜15%
  4. CCNAのネットワーク知識が仮想ネットワーク問題で直接活きる:VNetのサブネット設計・NSG・VPN GatewayはCCNAの知識と対応している
  5. 試験中にMicrosoft Learnを参照できる:コマンド・ARMテンプレート系問題に有効だが、慣れていないと時間をロスする。学習中から参照方法に慣れておく
  6. 個人のMSAアカウントで受験登録する:組織アカウントで登録すると退職・転職時に試験記録が失われる。Microsoft公式が個人MSA使用を強く推奨
  7. 取得後は有効期限(6か月前から更新可能)を意識して管理する:失効すると再受験が必要になる。Microsoft Learnのプロファイルで有効期限を確認する

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