ITエンジニアの1日のスケジュールを職種別に公開|運用監視・構築・クラウドのリアル

ITエンジニアの1日のスケジュール
職種別・フェーズ別に現役講師が公開
「ITエンジニアって実際どんな1日を過ごしているの?」——ネットワーク・サーバー・クラウド・運用監視など職種別に、現役エンジニアのリアルな1日を時系列で公開します。
1. まず職種の全体像を把握する
まず、「ITエンジニア」という言葉で一括りにされがちですが、職種によって働き方は大きく異なります。なぜなら、運用監視・構築・クラウドではプロジェクトの性質・勤務時間・業務内容が根本的に違うからです。
2. 運用監視エンジニアの1日(例:日勤シフト)
また、運用監視エンジニアはシステムの安定稼働を24時間サポートするため、交代制勤務が多い職種です。以下は日勤帯(9:00〜18:00)の典型的な1日です。
- 9:00前夜勤からの引き継ぎ・状況確認夜勤帯に発生したインシデント・特記事項の引き継ぎを受ける。監視ツールのアラート状況を確認。
- 10:00定期監視作業・ログ確認サーバーのCPU・メモリ・ディスク使用率を確認。前日のログを精査してアノマリーがないか確認。手順書に沿った定型作業を実施。
- 14:00インシデント対応(発生時)アラートが発報された場合、手順書に従って一次対応。自己解決できない場合は上位ベンダーまたは設計担当者にエスカレーション。
- 17:00日報作成・夜勤への引き継ぎ準備その日の作業記録・インシデント対応結果を日報に記載。夜勤担当者への引き継ぎ事項をまとめる。
また、運用監視は「手順書通りの定型作業」が多いため、スキルが積み上がりにくい側面があります。したがって、運用監視フェーズにいる間も「CCNA・LinuCの学習」「構築案件への異動申し出」を並行して進めることが将来への投資になります。
3. インフラ構築エンジニアの1日
さらに、インフラ構築エンジニアはプロジェクトの納期に向けて設計・構築・テストを行います。なお、プロジェクトの状況によって1日の内容が大きく異なります。
- 9:00朝会・タスク確認プロジェクトメンバーとの朝会で当日の作業分担を確認。Slackやチャットで連絡事項を確認。
- 10:00設計作業・設計書作成ネットワーク構成図・サーバー設計書・手順書などの設計ドキュメントを作成。Visio・ExcelやDrawioを使用。
- 13:00構築作業・機器設定実際のサーバー・ネットワーク機器の設定を実施。コマンドラインで設定を投入し、動作確認テストを行う。
- 16:00テスト・エビデンス取得疎通確認・性能テストを実施してスクリーンショット等のエビデンスを取得。テスト結果を報告書に記録。
4. クラウドエンジニアの1日(リモートワーク)
また、クラウドエンジニアはリモートワークが多い職種です。具体的には、AWSやAzureのマネジメントコンソール・CLIを使った作業が中心で、物理的な現場への出社が不要なケースが増えています。
- 9:00Slack・メールの確認・スタンドアップMTGSlack・Zoomでチームと朝の同期。当日のタスクをJIRA・Notionで確認。
- 10:00IaC(Terraform/CloudFormation)の実装インフラをコードで定義するTerraformやCloudFormationのコードを書く。GitHubでプルリクエストを出してレビューを依頼。
- 14:00クラウドリソースの構築・動作確認AWSコンソールまたはCLIでEC2・VPC・RDSなどのリソースを構築。テストを実施してドキュメントに結果を記録。
- 16:00コストレビュー・セキュリティ確認AWSのコストエクスプローラーでリソースコストを確認。セキュリティグループ・IAMポリシーの見直しを行う。
5. リモートワーク・在宅勤務のリアル
なお、ITエンジニアのリモートワーク率は職種によって大きく異なります。
- クラウドエンジニア(AWS/Azure操作はリモートで完結)
- 上流設計・アーキテクト(ドキュメント作業が中心)
- 自社開発企業のインフラチーム
- 運用監視エンジニア(データセンター常駐が多い)
- 物理機器の設定・構築担当(現地作業が必要)
- SES企業(客先常駐が前提のケースが多い)
6. よくある疑問(FAQ)
7. まとめ
最後に、ITエンジニアの1日についてのポイントをまとめます。
- ITエンジニアの1日は「職種・フェーズ・会社の種類」で全く異なる
- 運用監視は定型作業中心・夜勤あり、構築は設計・設定・テストが中心
- クラウドエンジニアはリモートワーク比率が高く、IaCを使った作業が増加中
- 就活時に「夜勤の有無・リモートの可否・フェーズの比率」を確認することが重要
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