LPIC-1の取り方・勉強法|現役IT講師がCCNAとの違いと最短合格ルートを解説【101-500/102-500対応】


LPIC-1受験を検討している方・学習中の方へ

LPIC-1の取り方・勉強法
現役IT講師がCCNAとの違いと
最短合格ルートを解説【101-500/102-500対応】

「CCNAとどう違うの?」「コマンドが多すぎて覚えられない」「101と102、どちらから受けるべき?」——現役IT講師・元NWエンジニアが、LPIC講座で実際に教えている内容をもとに具体的に解説します。

読了目安:約25分
対象:LPIC-1受験を検討・学習中の方
更新日:2026年2月

📋 LPIC-1(101-500 / 102-500)試験概要
試験コード
101-500 / 102-500
v5.0。両方合格でLPIC-1認定

試験時間
各90分
101・102それぞれ独立

問題数
各60問
選択式+記述式(コマンド入力)

受験料
各16,500円
税込。2科目で計33,000円

合格スコア
500点以上
800点満点。公式に公開済み

有効期限
5年間
再受験または上位資格取得で更新

この記事を書いた人
インフラエンジニア歴14年・現役IT講師
CCNA・CCNP 取得
LPIC-1 保有
AzureFundamentals 保有
CCNA・LPIC・AWS 講師担当
SES現場を複数経験

元NWエンジニアとして複数のSES現場でインフラ構築・運用を経験。現在はIT講師としてCCNA・LPIC-1・AWS CLF・AzureFundamentalsの資格取得コースを担当。「CCNAとLPICの違いがわからない」「コマンドの量に圧倒されている」という受講生を多く見てきた経験から、LPIC-1合格への最短ルートを講師目線でお伝えします。

そのため、インフラエンジニアを目指す方が最初に取得する資格として、CCNAと並んで挙げられるのがLPIC-1です。ネットワーク側の土台を固めるCCNAに対し、LPIC-1はサーバー・OS側の土台を固める資格として位置づけられています。

この2つの資格を持っていることで、「ネットワークもLinuxも基礎から理解している」という証明になり、SES現場への配属先の幅が大きく広がります。この記事ではCCNAとの違いを明確にしながら、LPIC-1の取り方・学習方法を具体的に解説します。

1. CCNAとLPIC-1の違い——どちらを先に取るべきか

まず、この記事で解説する内容と、読み終えた後に得られる知識を整理しておきましょう。また、具体的なポイントを把握することで、学習や転職活動をより効率的に進められます。

「Linuxってコマンド多すぎて覚えられる気がしない…」——LPIC-1の学習を始めた受講生の最初の声です。でも朗報があります。業務でよく使うコマンドは意外と限られていて、「意味を理解しながら覚える」と一気に楽になります。

「CCNAとLPIC-1、どちらを先に取るべきか」という質問を受講生から多く受けます。この2つは対象領域が異なるため、一方が不要ということはありません。まず両者の違いを整理します。

比較項目CCNA(200-301)LPIC-1(101-500/102-500)
主な対象領域ネットワーク(ルーター・スイッチ・TCP/IP)Linux OS(コマンド操作・サーバー管理)
認定機関シスコシステムズ(民間・ベンダー資格)LPI(Linux Professional Institute)
試験構成1科目(200-301)2科目(101・102、両方合格で認定)
受験料(合計)36,960円(税込)33,000円(税込・2科目合計)
合格スコア非公開(シスコが公表していない)公開(800点満点中500点以上)
有効期限3年間5年間
試験時間120分各90分
現場での評価ネットワーク系・インフラ全般で評価されるサーバー系・クラウド系インフラで評価される

どちらを先に取るべきか

インフラエンジニアとしてSES現場への就職・転職を目指す場合、CCNAを先に取ることをおすすめします。理由は以下の通りです。

  • 1SES現場への転職時、CCNAの方がLPIC-1より直接的に評価される傾向がある(ネットワーク基礎がSES案件で求められる場面が多いため)
  • 2CCNAで学ぶTCP/IPの知識がLinuxのネットワーク設定(102試験範囲)を理解する土台になる
  • 3CCNAの合格後にLPIC-1の学習に入ることで、ネットワーク系の知識が補完されてLPIC-1の学習がスムーズになる

ただし、サーバー系・クラウド系に特化したキャリアを目指す場合は、LPIC-1を先行させることも選択肢です。また、CCNAとLPIC-1の両方を持っていることで「ネットワークもLinuxも理解している」という評価を受けやすくなります。

💡 LPICとLinuCの違いについて

Linux認定試験にはLPIC以外に「LinuC(リナック)」があります。LinuCはLPI-Japan(LPIの日本支部)が2018年に独立して開始した日本向けの資格で、クラウド・仮想化・オープンソースの内容が多く含まれています。LPICは国際資格(世界共通)、LinuCは日本市場向けという位置づけです。どちらを取るかはキャリアの方向性によりますが、国際的な認知度ではLPICの方が高い傾向があります。

2. LPIC-1(101/102)試験の詳細

次に、詳細について確認していきます。つまり、具体的な内容を把握することで、正しい判断ができるようになります。さらに、各ポイントを意識しながら読み進めてください。

2科目構成について

LPIC-1は101試験と102試験の2科目で構成されており、両方に合格することで「LPIC-1」として認定されます。2科目を同時に受験することも可能ですが、学習範囲が広くなるため、101→102の順に1科目ずつ受験するのが一般的です

5年以内に両方の試験に合格すれば認定されるため、101に合格してから102の学習を進めるスタイルを取れます。

CCNAとの大きな違い:合格スコアが公開されている

前記事のCCNA解説でも触れましたが、CCNAの合格スコアはシスコが公式に公開していません。一方、LPIC-1の合格スコアは「800点満点中500点以上(62.5%以上)」と公式に明示されています。目標スコアが明確なため、学習の到達目標を設定しやすいという特徴があります。

記述式問題(コマンド入力)について

LPIC-1には選択式問題に加え、コマンドを直接入力する記述式問題が含まれます。選択肢から選ぶだけでなく、コマンド名・オプションを正確に入力する必要があるため、コマンドの「正確な記憶」が求められます。これがCCNAのシミュレーション問題と異なる点であり、LPIC-1の学習でコマンド暗記が重要になる理由です。

3. 101試験と102試験の出題範囲

続いて、実践的な内容を解説します。そのため、ここで紹介する内容を自分のケースに当てはめながら読むことが重要です。一方で、個人差もあるため参考程度に捉えてください。

101試験(101-500)の出題分野

101試験はLinuxの基本操作・ファイル管理・パッケージ管理が中心です。

Linuxのインストールとパッケージ管理
ブートローダー・パッケージマネージャー(apt・yum・rpm)・ライブラリ管理

Linuxのコマンドライン操作
シェル・ファイル操作・リダイレクト・パイプ・テキスト処理(grep・awk・sedなど)

GNUコアユーティリティとUnixコマンド
ファイル管理・アーカイブ(tar・gzip)・プロセス管理

デバイスとLinuxファイルシステム
FHS(ファイルシステム階層標準)・パーティション・マウント・パーミッション

102試験(102-500)の出題分野

102試験はシステム管理・ネットワーク設定・セキュリティが中心です。101より難易度が上がると感じる受講生が多い傾向があります。

シェルとシェルスクリプト
bash・環境変数・シェルスクリプトの基礎

ユーザーインターフェースとデスクトップ
Xウィンドウシステム・デスクトップ環境の基礎

管理タスク
ユーザー・グループ管理・cron・systemd・ログ管理・バックアップ

必須システムサービス
時刻管理(NTP)・ログ(syslog)・MTA基礎

ネットワークの基礎
IPアドレス設定・ルーティング・DNS設定・SSHの基礎

セキュリティ
ファイルパーミッション・SUID・sudo・GPGの基礎

⚠️ 102試験でつまずきやすい分野

受講生から「101より難しく感じた」という声が多い102試験では、特に「管理タスク(cron・systemd・ユーザー管理)」と「ネットワーク設定(ifconfig・ip・resolv.confなど)」でつまずくケースが多いです。CCNAでネットワークの知識を積んでいると、102のネットワーク分野は理解しやすくなります。

4. LPIC-1の学習ロードマップ(フェーズ別)

また、ここでは具体的な方法や手順について説明します。なぜなら、正しい手順を知ることで無駄な回り道を避けられるからです。したがって、順番を意識して取り組んでください。

LPIC-1はCCNAと同様、インプット→アウトプット→弱点補強→受験の順番が基本です。ただしCCNAと異なり「コマンドを手で入力できること」が合格に直結するため、仮想Linux環境での実機練習を並行させることが重要です。

よくある疑問

よくある疑問

1
仮想Linux環境を構築する
学習開始と同時(1〜2日)

学習と並行してコマンドを「実際に打てる環境」を最初から用意します。仮想環境がない状態でテキストだけを読んでも、コマンドの定着が遅くなります。環境構築の方法は第6節で詳しく説明します。

VirtualBox(無料)Ubuntu 22.04 LTS(無料)

2
101試験範囲のテキスト学習+コマンド実機練習
3〜5週間

テキストの101試験範囲を読み進めながら、学んだコマンドをすぐに仮想環境で実際に打ちます。「読む→打つ→確認する」のサイクルを毎日繰り返すことで、コマンドが自然に定着します。Ping-tの101範囲の問題で毎日アウトプットを行います。

テキスト(小豆本など)Ping-t(101範囲)仮想Linux環境

3
101試験を受験・合格する
フェーズ2完了後

Ping-tの101範囲で安定して80%以上の正答率を取れるようになったら受験します。101に合格することで「LPIC-1取得への道が開いた」という達成感が生まれ、102の学習モチベーションになります。

ピアソンVUE(受験予約)Ping-t模擬試験

4
102試験範囲のテキスト学習+実機練習
3〜5週間

101と同様の学習サイクルで102範囲を進めます。シェルスクリプト・cron・systemd・ネットワーク設定など、101より実務的な内容が増えます。特に管理タスクとネットワーク設定は実機で動作確認しながら学ぶことが理解の定着に直結します。

テキスト(102範囲)Ping-t(102範囲・有料)仮想Linux環境

5
Ping-t全問繰り返し+102試験受験
1〜2週間

102範囲のPing-t問題を全問繰り返し、正答率の低い分野をテキストに戻って補強します。模擬試験モードで安定した正答率を確認してから受験します。101合格時から5年以内に102を受験することでLPIC-1が認定されます。

Ping-t全問・模擬試験ピアソンVUE(受験予約)

5. コマンド暗記の壁をどう乗り越えるか——最大のつまずきポイント

LPIC-1の学習で最も多くの受講生がつまずくのが「コマンドの量が多くて覚えられない」という問題です。CCNAのサブネット計算と並んで、ここを乗り越えられるかが合否を左右します。

なぜコマンドが覚えられないのか

  • !テキストを読むだけで、実際に手を動かしていない
  • !コマンドを「丸暗記しようとしている」(意味を理解せずに覚えようとしている)
  • !設定ファイルのパス(/etc/hostsなど)と、コマンドの関係が結びついていない
  • !FHS(ファイルシステム階層標準)を理解せずに個別に覚えようとしている

コマンド暗記の具体的な突破法

Step 1:コマンドの「意味」から覚える
たとえば「chmod」は「change mode」の略、「chown」は「change owner」の略です。コマンド名の語源・意味を理解することで、暗記量が大幅に減ります。テキストを読むとき「このコマンドは何の略か」を意識するだけで定着率が上がります。

Step 2:仮想環境で「毎日5分」打ち込む
その日に学んだコマンドを仮想Linuxに実際に打ち込む。1日5コマンドでも毎日続けることで、1ヶ月で150コマンドが「手で打てる」状態になります。目で見るだけでなく「手で打った記憶」を作ることがポイントです。

Step 3:FHS(ファイルシステム階層標準)を先に理解する
/etc(設定ファイル)・/var(可変データ)・/bin(基本コマンド)・/usr(ユーザーが使うコマンド)などの役割を先に覚えておくと、設定ファイルのパスが「なぜここにあるのか」で理解できるようになり、暗記が楽になります。

Step 4:Ping-tのコマンド問題(コマ問)を毎日解く
Ping-tにはコマンドを入力する「コマ問」機能があります。記述式問題の練習になるため、LPIC-1の試験形式と直結します。無料の101範囲から始めて、102は有料プランで対応します。

講師として教えてきた経験から

「コマンドが多すぎて挫折しそう」という受講生に毎回伝えるのは、「1日5コマンド×1ヶ月を続けるだけで合格に十分な量に届く」ということです。全部を一気に覚えようとするから大変に見えるのであって、毎日少しずつ仮想環境で打ち込むことを続けると、気づいたら「この程度はもう普通に打てる」という感覚になります。焦らず積み上げることが、LPIC-1合格への最短ルートです。

著者(元NWエンジニア・インフラエンジニア歴14年・現役IT講師)

6. 仮想Linux環境の作り方と活用法

加えて、実践的な観点から解説します。具体的には、ここで紹介する方法を活用することでスキルアップや転職活動を加速できます。したがって、ぜひ参考にしてください。

LPIC-1の学習で最も重要な「実機練習」のために、手元のPCに仮想Linux環境を構築します。Linuxの実機(物理サーバー)は不要です。

仮想環境の構築手順

Step 1:VirtualBoxをインストールする
OracleのVirtualBoxは、WindowsやMac上に仮想マシンを作れる無料ソフトウェアです。Oracle公式サイト(virtualbox.org)からダウンロードしてインストールします。

Step 2:Ubuntu 22.04 LTS(または20.04 LTS)のISOファイルをダウンロードする
Ubuntu公式サイト(ubuntu.com)から「Ubuntu 22.04 LTS Desktop」のISOファイル(約4GB)を無料でダウンロードします。LTS(Long Term Support)版を選ぶことで、長期間サポートを受けられます。

Step 3:VirtualBox上に仮想マシンを作成してUbuntuをインストールする
VirtualBoxを起動し「新規」から仮想マシンを作成。ダウンロードしたISOファイルを選択してインストールを進めます。メモリは2GB以上、ストレージは20GB以上を割り当てるのが目安です。

Step 4:ターミナルを開いてコマンド練習を開始する
インストール完了後、「ターミナル」を開いてコマンドを打ち込みます。ls・pwd・cd・mkdir・touch・rmなどの基本コマンドから始めて、テキストで学んだ内容を毎日実際に打ちます。

📋 Ubuntu以外の選択肢について

LPIC-1の試験はディストリビューション(Linuxの種類)に依存しない内容が中心ですが、コマンド練習環境としてUbuntu(Debian系)かCentOS/Rocky Linux(Red Hat系)のどちらかを使うのが一般的です。Ubuntu 22.04 LTSは日本語情報が豊富で初心者が扱いやすいためおすすめです。ただしパッケージ管理(apt vs yum/dnf)の違いがLPIC-1の試験範囲に含まれるため、両系統の違いはテキストで補完してください。

7. おすすめ教材——講師が実際に使っているもの

そのため、よく寄せられる疑問についてまとめました。また、同じ悩みを持つ方が多いため、自分だけではないことを知っていただければ幸いです。なお、個別相談も受け付けています。

テキスト
小豆本(Linux教科書 LPICレベル1)

翔泳社刊。LPIC-1学習の定番テキスト。101・102両方の範囲を1冊でカバーしており、解説が丁寧。初心者から使いやすい。

101-500/102-500対応初心者〜中級定番

無料
Ping-t(無料部分)

LPIC-1の問題集として最もよく使われているWebサービス。101範囲は無料で約740問+コマンド問題が利用可能。スマートフォンでも利用でき、隙間時間の学習に最適。

101範囲無料コマ問ありWeb問題集

Ping-t(プレミアムコンテンツ)

有料プランに加入することで102範囲・模擬試験・全コマンド問題が利用できる。102試験の学習には有料プランへの加入が必要になる。

102範囲対応模擬試験全コマ問

無料
Linux標準教科書(LPI-Japan)

LPI-Japanが提供する無料の学習教材。氏名・メールアドレスを登録することで公式サイトからダウンロードできる(提供状況はLPI-Japan公式サイトでご確認ください)。Linuxの基礎を無料で学べる入門教材として活用できる。

無料(要登録)LPI-Japan公式Linux入門

無料
VirtualBox(仮想環境)

Oracle提供の無料仮想化ソフト。Windows・Mac上にLinux環境を構築してコマンド練習ができる。LPIC-1の実機練習には必須のツール。

Oracle公式無料コマンド練習

無料
LPI公式学習サイト

LPIが公式提供する無料の学習コンテンツ。101試験・102試験に対応するテキスト形式の教材が公開されている。テキストの補助教材として活用できる。

LPI公式無料英語・日本語

💡 教材の使い方について(講師の視点)

小豆本(テキスト)1冊を軸に、Ping-tで問題演習・仮想環境でコマンド練習という3点セットが最も効果的です。101範囲はPing-tが無料で使えるため、まず無料の101試験から始めて「この教材が自分に合うか」を確認してから102の有料プランに進む方法をおすすめしています。

8. 受験申し込みの手順

最後に、重要なポイントを整理します。以上のように、ここまで解説してきた内容を振り返りながら、自分の行動計画に活かしてください。また、不明点があればお気軽にご相談ください。

LPIC-1もCCNA同様、ピアソンVUE経由でCBT受験します。CCNAとの大きな違いは、LPI-IDの取得が必要な点です。

Step 1:LPI-IDを取得する(LPI公式サイト)
Linux Professional Institute(lpi.org)の公式サイトでアカウントを作成し、LPI-IDを取得します。氏名・メールアドレスなどを登録します。このLPI-IDが試験結果・認定証の管理に使用されます。

Step 2:ピアソンVUEでアカウントを作成してLPI-IDを紐づける
ピアソンVUE(pearsonvue.com)でアカウントを作成します。ログイン後に「LPI|Linux Professional Institute認定試験」を選択して、Step 1で取得したLPI-IDを入力して紐づけます。

Step 3:受験する試験番号・テストセンター・日時を選択して予約する
101試験なら「101-500」、102試験なら「102-500」を選択します。テストセンター受験とオンライン受験(OnVUE)のどちらかを選択できます。受験料は1科目16,500円(税込)をクレジットカード等で支払います。

Step 4:当日受験・即日結果確認
身分証明書を持参してテストセンターで受験します。試験終了後、その場で合否が画面に表示されます。合格証書はLPIC-1の両科目に合格した後、1ヶ月程度で郵送されます。

⚠️ 受験バウチャー(割引チケット)について

LPIC試験には受験バウチャーという仕組みがあり、ピアソンVUEや認定販売店から購入することで5〜10%程度安くなる場合があります。バウチャーには有効期限があるため、受験予定が決まってから購入することをおすすめします。バウチャーの提供状況・割引率は変更される場合があります。最新情報はピアソンVUE公式サイトでご確認ください。

9. 学習期間の目安

さらに、追加の情報をお伝えします。なお、ここでの内容は補足的なものですが、実践において役立つ情報が含まれています。したがって、余裕があればぜひ確認してください。

学習状況週あたりの学習時間LPIC-1(101+102)合格までの目安
社会人(在職中)週15〜25時間2〜4ヶ月
ほぼ専業で学習週30〜40時間以上1〜2ヶ月
学習時間が限られる週10〜15時間3〜5ヶ月

※上記はあくまで目安です。事前知識・学習の定着度によって前後します。特定の期間での合格を保証するものではありません。

💡 CCNAと比べた難易度・学習期間について

一般的に、LPIC-1はCCNAより合格しやすいと言われています。合格スコアが公開されており目標が明確であること、2科目に分けて受験できること、Ping-tの101範囲が無料で使えることなどが理由として挙げられます。CCNAを取得済みの方がLPIC-1に挑む場合、ネットワークの知識が102試験のネットワーク分野で活きるため、さらにスムーズに学習を進められます。

10. よくある疑問(FAQ)

最後に、全体をまとめます。以上のように、この記事で紹介してきた内容を総括します。また、次のステップに向けて必要な行動を明確にしてください。

LPICとLinuC、どちらを受けるべきですか?
A国際的な認知度や汎用性を重視するならLPIC、日本国内のクラウド・仮想化領域の実務を重視するならLinuCが向いていると言われています。どちらも難易度は近いレベル帯です。SES業界の求人では両方とも評価される傾向があります。迷う場合は、Ping-tが無料で使えるLPICから始めるのがコストを抑えやすいです。

101と102、同時に受験しても良いですか?
A同日に1科目ずつ受験することも可能ですが、学習範囲が広くなるため、1科目ずつ集中して受験する方法が一般的です。101に合格してから102の学習に入ることで、101で学んだ基礎知識を土台にして102を理解しやすくなります。

その他について

Ping-tの101が無料でも、102は有料プランが必要ですか?
A2026年2月時点では、Ping-tの101範囲は無料で利用できますが、102範囲の問題は有料プランへの加入が必要です。まず無料の101範囲で学習スタイルが合うかを確認してから、102の学習タイミングで有料プランに加入する方法が無駄のない使い方です。料金や提供状況は変更される場合があるため、Ping-t公式サイトでご確認ください。

CCNAを持っていない状態でLPIC-1を受験することはできますか?
ALPIC-1に受験資格の要件はなく、CCNAの有無に関係なく誰でも受験できます。ただしCCNAを先に取得してからLPIC-1に挑戦すると、102試験のネットワーク分野(IPアドレス設定・ルーティング・DNS設定など)の理解がスムーズになります。インフラエンジニアを目指すならCCNA→LPIC-1の順番をおすすめします。

LPIC-1の有効期限が切れた場合、どうすれば良いですか?
ALPIC-1の有効期限は認定日から5年間です。5年後も認定を維持したい場合は、LPIC-1を再受験(101・102両方に再合格)するか、LPIC-2以上の上位資格を取得することで更新できます。詳細はLPI公式サイトでご確認ください。

11. まとめ

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

✅ LPIC-1合格に向けたポイント整理
  1. CCNAとLPIC-1は対象領域が異なる補完関係:CCNAがネットワーク側、LPIC-1がLinux・サーバー側。インフラエンジニアを目指すなら両方取得が理想。順番はCCNA→LPIC-1が基本
  2. 試験は101と102の2科目:各90分・60問・受験料各16,500円(税込)。合格スコアは800点満点中500点以上と公式に公開されており、CCNAと異なり目標が明確
  3. 最大のつまずきポイントはコマンド暗記:「意味から覚える→毎日5コマンドを仮想環境で打つ→FHSを理解する→Ping-tコマ問を解く」の順番で対処する
  4. 仮想Linux環境(VirtualBox+Ubuntu)は学習開始と同時に構築する:テキストだけを読む学習では定着が遅い
  5. 教材は小豆本+Ping-t+VirtualBoxの3点セット:101はPing-t無料範囲で始め、102から有料プランに加入する流れが費用を抑えやすい
  6. 受験申し込みにはLPI-IDの取得が必要:CCNAとの手続きの違いに注意。LPI公式サイトでLPI-IDを取得してからピアソンVUEで紐づけを行う
  7. LPIC-1はCCNAより合格しやすいとされる:合格スコアが公開・2科目に分割・Ping-t無料範囲が充実しているため、CCNAに合格済みの方は比較的短期間での取得を目指しやすい

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LPIC-1取得を、一緒に目指しませんか

また、最終的なまとめを確認しましょう。以上のように、この記事で学んだ内容を活かして次のステップに進んでください。

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