SESから自社開発・受託企業へ転職する方法|成功するための準備と注意点を解説

SESから自社開発・受託企業へ転職する方法|成功するための準備と注意点を解説
「SESを卒業して自社サービスや受託企業に転職したい」と思っている方向けに、成功率を上げる準備・転職活動の進め方・注意点を現役IT講師が解説します。
📋 この記事でわかること
まず、この記事で解説する内容の全体像を把握しておきましょう。また、各ポイントを意識しながら読み進めることで理解が深まります。
📚 目次
次に、具体的な内容について確認します。つまり、ここでの情報が実際の行動に直結するため、丁寧に確認してください。
SES・受託・自社サービスの違い
続いて、実践的なポイントをお伝えします。そのため、自分のケースに当てはめながら読むことが重要です。
| 項目 | SES | 受託開発・SI | 自社サービス |
|---|---|---|---|
| 雇用形態 | 客先常駐 | 自社勤務(客先もあり) | 自社勤務 |
| 案件の継続性 | 案件ごとに変わる | プロジェクト単位 | 自社サービスに集中 |
| 技術の裁量 | 低い(客先次第) | 中程度 | 高い |
| 年収水準 | スキルにより変動大 | 中〜高 | 企業による(ベンチャーは高め) |
| 安定性 | 案件によりまちまち | 比較的安定 | 企業規模による |
💡 「受託SI」は必ずしもSESより良いわけではない
大手SIer(NTTデータ・富士通・NEC等)の受託案件は、客先常駐が多く実態はSESに近いケースもあります。「自社勤務か否か」「技術的な裁量があるか」「スキルアップできる環境か」を面接で具体的に確認しましょう。
転職成功に必要なスキル・経験
最低ラインの目安(インフラエンジニア)
- 実務経験3年以上(構築フェーズの経験が必須)
- CCNA・LPIC-1以上の資格保有
- Linux・ネットワーク・仮想化の実務経験
- AWS・Azureのいずれかの実務または学習経験
- 障害対応・トラブルシューティングの経験
あると強いスキル(自社開発・モダンな受託向け)
- IaC(Terraform・CloudFormation)の実務・学習経験
- CI/CD(GitHub Actions・Jenkins)の知識
- コンテナ技術(Docker・Kubernetes)の基礎
- Python・Bashによる自動化スクリプト
- GitHubでのアウトプット
転職前にやるべき準備
さらに、補足的な情報をお伝えします。なお、ここで紹介する内容は現場での実体験をもとにしています。
- 1クラウドの実務・学習経験を積む
自社開発・モダンな受託企業のインフラはほぼクラウドです。AWS・Azureの実機経験とAWS CLF以上の資格取得を転職前に済ませておくと選択肢が大幅に広がります。 - 2GitHubにアウトプットを作る
自動化スクリプト・IaCコード・構成図などをGitHubに公開しておくと、書類選考・面接で技術力のアピールになります。コードの品質より「何を作ったか」が評価されます。 - 3職務経歴書を「成果」ベースで書き直す
現職での実績を数値付きで書き直してください。「監視業務を担当」ではなく「200台のサーバー監視・月15件の障害対応で稼働率99.9%を維持」のように具体化します。
注意すべきポイント
加えて、実践的な観点から解説します。具体的には、ここで紹介する方法を活用することで成果を高められます。
⚠️ 年収が下がる可能性がある
自社サービス企業(特にベンチャー・スタートアップ)への転職では、SESより年収が下がるケースがあります。「年収より成長環境を取る」か「年収を維持しながら環境を変える」かを明確にしてから転職活動を始めましょう。
⚠️ 「SESより良い」とは限らない
自社開発企業でもレガシーな技術スタック・属人化した運用・キャリアパスがない企業は存在します。面接では「5年後のインフラ組織の姿」「採用理由と期待役割」を必ず確認してください。
よくある質問
転職の方向性、一緒に整理しましょう
最後に、全体のポイントを整理します。以上のように、ここまでの内容を振り返りながら行動に移してください。
「SESを抜けるべきか」「今の自分に合う転職先は何か」を現場目線でアドバイスします。2026年7月よりフリーランス講師として個人相談を開始予定です。




