LinuxのCronで自動化入門|バックアップ・ログ削除を定期実行する方法

現場実践|Linux自動化
LinuxのCronで自動化入門
バックアップ・ログ削除を定期実行する方法
「毎日同じ作業を手動でやっている」——LinuxのCronを使えばバックアップ・ログ削除・証明書更新等を完全自動化できます。実践的な例まで解説します。
💡 Cronはインフラ自動化の第一歩。繰り返し作業を自動化することでヒューマンエラーのリスクを大幅に削減できます。
1. Cronとは
まず、CronはLinuxの定期実行スケジューラです。指定した日時・間隔でコマンド・シェルスクリプトを自動実行します。
2. crontabの書き方
# crontabの編集
crontab -e
# 書式: 分 時 日 月 曜日 コマンド
# 毎日午前2時にバックアップスクリプトを実行
0 2 * * * /home/deploy/scripts/backup.sh
# 毎週日曜午前3時
0 3 * * 0 /home/deploy/scripts/weekly_clean.sh
# 毎時間
0 * * * * /home/deploy/scripts/check_disk.sh
# 5分おき
*/5 * * * * /home/deploy/scripts/health_check.sh3. 実践サンプル(MySQLバックアップ自動化)
#!/bin/bash
# backup.sh - MySQLバックアップ自動化
BACKUP_DIR="/backup/mysql"
DBNAME="myapp"
mkdir -p $BACKUP_DIR
# バックアップ実行
mysqldump -u backup_user -p'Password!' $DBNAME \
> $BACKUP_DIR/${DBNAME}_$(date +%Y%m%d).sql
# 7日以上古いバックアップを削除
find $BACKUP_DIR -name "*.sql" -mtime +7 -delete
echo "Backup completed" >> /var/log/backup.log4. 注意点・Tips
- 実行ログを残す:crontabの末尾に
>> /var/log/cron_myapp.log 2>&1を追加してエラーを記録する - コマンドはフルパスで指定:cronはPATHが限定されているためフルパスを使う
- 実行ユーザーを確認:どのユーザーのcrontabに設定するかで権限が変わる
📌 この記事のポイント
- Cronは「分 時 日 月 曜日 コマンド」の5フィールドで定期実行を設定する
- 実行ログは必ず残す。コマンドはフルパスで指定する
- バックアップ自動化+古いファイル削除がCronの定番ユースケース
よくある質問(FAQ)
Q. LinuxのCronで自動化は独学で習得できますか?
独学でも十分習得可能です。VirtualBoxやWSL2を使えば無料でLinux環境を手元に構築できます。LPIC・LinuCの参考書を1冊こなしながら、実際にコマンドを打つハンズオン学習が最も効果的です。
Q. LinuxのCronで自動化の学習にかかる時間はどのくらいですか?
LinuC/LPIC Level1であれば、1日1〜2時間の学習で3〜5ヶ月が目安です。実務経験があれば2〜3ヶ月に短縮できます。コマンドの暗記より「なぜそのコマンドを使うか」という理解を深めることが合格の近道です。
Q. Linux系資格は就職・転職に有利ですか?
LinuC・LPICはサーバー系インフラエンジニアの求人で多く要求されます。特にLinuC Level2以上を持つエンジニアは希少性が高く、年収交渉でも有利に働きます。CCNAと組み合わせることで市場価値が大幅に向上します。
キャリアの疑問、一緒に解決しませんか?
Route Bloomでは、インフラ系ITエンジニアを目指す方への個別サポートを行っています。2026年7月からフリーランス講師として本格始動予定です。
ABOUT ME



