インフラエンジニアのポートフォリオの作り方|GitHubで見せられる成果物とは

現場実践|ポートフォリオ作成
インフラエンジニアのポートフォリオの作り方
GitHubで見せられる成果物とは
「インフラエンジニアはポートフォリオが作りにくい」は過去の話。TerraformコードやAnsibleプレイブックをGitHubで公開する方法と、採用担当者への見せ方を解説します。
1. なぜインフラエンジニアにポートフォリオが必要か
まず、インフラエンジニアは「実際に動くもの」を成果物として見せにくいという課題があります。しかし、転職市場では「何ができるかを具体的に示せる人」の方が圧倒的に有利です。つまり、コードとして残せるインフラ成果物をGitHubで公開することが、現代のインフラエンジニアのポートフォリオになります。
2. 何を作るべきか
Terraformコード
AWSのVPC・EC2・RDS・S3などをTerraformで構築するコードをGitHubで公開。「IaCができる」証明になる。
Ansibleプレイブック
Webサーバー(Nginx)・DBサーバー(MySQL)の自動構築プレイブック。「自動化スキル」の証明になる。
Docker Compose構成
Web+DB+Nginxの複数コンテナ構成をDocker Composeで定義。「コンテナ技術の理解」を示せる。
監視ダッシュボード構築
Prometheus+GrafanaをDockerで構築するコード。インフラ監視への理解を示せる。
3. 具体的な作品例(初心者向け)
1
【入門】Docker ComposeでWordPress環境を構築する
WordPress+MySQL+NginxをDocker Composeで起動する構成ファイルを作成。「docker-compose up」一発で環境が立ち上がる構成をGitHubにREADMEと一緒に公開する。
2
【中級】TerraformでAWS VPC+EC2を構築する
AWSの無料枠でVPC・サブネット・セキュリティグループ・EC2をTerraformで構築。コードをGitHubで公開して「インフラをコードで管理できる」ことを示す。
3
【中級】AnsibleでNginxの自動インストールを実装する
Vagrantでローカル仮想マシンを立ち上げ、AnsibleプレイブックでNginxをインストールして設定するまでを自動化。べき等性(何度実行しても同じ結果)を意識した実装でアピール度が上がる。
4. GitHubでの効果的な見せ方
- README.mdを必ず書く:「何を作ったか」「どう動かすか」「学んだこと」を日本語で丁寧に書く。採用担当者はコードより先にREADMEを読む
- アーキテクチャ図を入れる:draw.ioやMermaid記法で構成図を入れると「設計を考えた上で作った」と伝わる
- 実際に動かした証拠を載せる:スクリーンショットやGIFでインフラが動いている状態を見せると信頼性が上がる
5. よくある疑問
Q. AWS無料枠だけでポートフォリオは作れますか?
また、基本的に作れます。EC2・S3・RDS(無料枠)を使ったTerraformコードであれば費用をほぼゼロに抑えられます。ただし、作業後にリソースを削除しないと無料枠を超えて課金される場合があるため注意が必要です。
Q. ポートフォリオは何本作ればいいですか?
なお、量より質が重要です。1〜2本でも「なぜ作ったか」「何を学んだか」が明確に書かれていれば、10本の中途半端な作品より評価されます。
📌 この記事のポイント
- インフラエンジニアのポートフォリオはTerraform・Ansible・DockerコードをGitHubで公開することで実現できる
- Docker Compose→Terraform→Ansibleの順番で難易度を上げていくのが効率的
- READMEとアーキテクチャ図が採用担当者への「伝わるポートフォリオ」の鍵
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