インフラエンジニアのためのPython入門|シェルスクリプトからPythonへのステップアップ

現場実践|Python入門
インフラエンジニアのためのPython入門|シェルスクリプトからPythonへのステップアップ
「シェルスクリプトの次はPythonを覚えるべき?」——インフラエンジニアがPythonを使う場面・基本文法・AWS SDKのboto3を使った自動化スクリプトの書き方まで実践的に解説します。
💡 インフラエンジニアにとってPythonは「シェルスクリプトでは辛い処理を書くための言語」。API連携・JSON処理・AWS SDK(boto3)の使用など、インフラ自動化の幅が大きく広がります。
1. インフラエンジニアがPythonを使う主な場面
- AWS SDK(boto3)での自動化:EC2の起動・停止・S3ファイル操作・CloudWatchメトリクス取得をPythonスクリプトで自動化する
- APIからのデータ収集:REST APIからJSONを取得して処理する作業はPythonのrequestsライブラリが最適
- AWS Lambdaでのサーバーレス処理:LambdaのランタイムとしてPythonが最も広く使われる
- 設定ファイルの生成・解析:YAML・JSONの読み書き・テンプレート生成にPythonが適している
2. インフラ作業で使う基本構文
import json
import boto3
# 辞書(JSONに相当)
config = {"region": "ap-northeast-1", "env": "prod"}
print(config["region"])
# リストのループ
instances = ["i-0001", "i-0002", "i-0003"]
for inst in instances:
print(f"対象インスタンス: {inst}")
# JSONの読み書き
with open("config.json", "r") as f:
data = json.load(f)
# try/except
try:
result = 100 / 0
except ZeroDivisionError as e:
print(f"エラー: {e}")3. boto3でEC2インスタンスを操作する
import boto3
# EC2クライアント
ec2 = boto3.client("ec2", region_name="ap-northeast-1")
# 実行中のEC2一覧
response = ec2.describe_instances(
Filters=[{"Name": "instance-state-name", "Values": ["running"]}]
)
for r in response["Reservations"]:
for inst in r["Instances"]:
name = ""
for tag in inst.get("Tags", []):
if tag["Key"] == "Name":
name = tag["Value"]
print(f"{inst["InstanceId"]} ({name}): {inst["InstanceType"]}")4. 学習ロードマップ
1
基礎文法(1〜2週間)
変数・リスト・辞書・if/for/while・関数・try/exceptを習得する。「みんなのPython」またはPythonチュートリアルを使う。
2
boto3の基礎(1〜2週間)
AWS公式のboto3ドキュメントを読みながらEC2・S3・CloudWatchの操作を実際に手を動かして試す。
3
実際の自動化スクリプトを作る
「毎日のEC2起動・停止」「S3への自動バックアップ」等の業務課題をPythonで解決するスクリプトをGitHubに公開する。
📌 この記事のポイント
- インフラエンジニアがPythonを使う主な場面はboto3・API連携・Lambda・設定ファイル操作の4つ
- boto3でEC2・S3・CloudWatchをAPI操作する書き方がインフラ自動化の基本パターン
- 基礎文法→boto3→実務課題スクリプトの3ステップでインフラ向けPythonスキルを習得する
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