現場実践|Linuxネットワーク設定

Linuxのネットワーク設定実践入門|ip・nmcli・/etc/hostsの使い方

「LinuxサーバーのIPアドレスを設定したい」「ルーティングテーブルを確認したい」——LinuxのネットワークコマンドやNetworkManager(nmcli)を使った静的IP設定・ルーティング確認・DNS設定を解説します。

読了目安:約18分更新日:2026年3月

💡 Linuxのネットワークコマンドはifconfig(旧)からip(新)へ移行しています。現代のLinux環境ではipコマンドとnmcliを使いこなすことが基本スキルです。

この記事を書いた人
現役ITエンジニア・IT講師(経験14年)
CCNA・CCNP 取得LPIC-1 保有SES現場を複数経験

Linuxサーバーのネットワーク設定・トラブルシューティングを多数担当してきた立場から解説します。

1. 基本的なネットワーク確認コマンド

# IPアドレスとインターフェースの確認
ip addr show
ip a  # 短縮形

# ルーティングテーブルの確認
ip route show
ip r  # 短縮形

# ARPテーブルの確認
ip neigh show

# インターフェースを有効・無効化
ip link set eth0 up
ip link set eth0 down

# 一時的なIPアドレスの追加(再起動で消える)
ip addr add 192.168.1.100/24 dev eth0
ip addr del 192.168.1.100/24 dev eth0

2. nmcliで静的IPを永続設定する(RHEL/CentOS系)

# 接続プロファイルの確認
nmcli connection show

# 静的IPを設定
nmcli connection modify ens192 \
  ipv4.method manual \
  ipv4.addresses 192.168.1.100/24 \
  ipv4.gateway 192.168.1.1 \
  ipv4.dns 8.8.8.8

# 設定を反映
nmcli connection up ens192

# 接続状態を確認
nmcli device status

3. /etc/hostsとDNS設定

  • /etc/hosts:ローカルのDNS解決。「192.168.1.10 db01.internal」のように記述するとdb01.internalで名前解決できる。オンプレの閉じた環境での名前解決に便利
  • /etc/resolv.conf:DNSサーバーのアドレスを設定。nameserver行にDNSサーバーのIPを記述する
  • nslookup・digコマンド:DNS解決の確認に使う。「nslookup google.com」「dig google.com」でDNS応答を確認する

4. ネットワーク疎通トラブルシューティングの手順

1
ip addr showでIPアドレスを確認
まずサーバーにIPアドレスが正しく設定されているかを確認する。
2
ip route showでゲートウェイを確認
デフォルトゲートウェイ(0.0.0.0/0 via)が正しく設定されているかを確認する。
3
pingでゲートウェイ→外部への疎通を確認
「ping ゲートウェイIP」→「ping 8.8.8.8」→「ping google.com」の順番で疎通を確認して問題の層を特定する。
📌 この記事のポイント
  • ipコマンド(ip addr/ip route/ip neigh)が現代Linuxのネットワーク確認の基本
  • nmcliで静的IPを設定・connection modifyで変更・connection upで反映が永続設定の手順
  • /etc/hostsでローカル名前解決・/etc/resolv.confでDNSサーバー設定が基本の2ファイル

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※コマンドはLinuxのバージョン・ディストリビューションにより異なります。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:経営/個人事業/アパレル