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AWSのコスト最適化入門|現場で使える削減10の方法を現役講師が解説

EC2・RDS・S3・転送コストの削減テクニックをAWS Well-Architectedの観点で整理

「AWSの請求が高すぎる」という声を現場でよく聞きます。コスト最適化はクラウドエンジニアの重要スキル。すぐ実践できる削減方法を10個解説します。

AWSのコスト増加の多くは「使っていないリソースの放置」「インスタンスタイプの最適化不足」が原因です。まず現状把握から始めましょう。
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吉田たかし|元NWエンジニア・現役IT講師

CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900取得。14年のインフラエンジニア経験を持つ現役IT講師。AWS研修・SES現場でコスト最適化支援をしてきた経験から、効果が高い施策を優先順位付きで解説します。

📌 この記事のポイント

✅ AWS Cost ExplorerとTrusted Advisorを使ってまず現状のコスト構造を可視化する

✅ 最も効果が高いのはEC2のリザーブドインスタンス・Savings Plans適用(最大72%削減)

✅ 「使っていないEIP・EBSスナップショット・未使用LBの削除」だけで月数万円削減できるケースも

10の削減施策一覧

施策対象削減効果目安
①Savings Plans / RIの適用EC2・Fargate・Lambda最大72%削減
②スポットインスタンスの活用バッチ・非本番EC2最大90%削減
③未使用EBSの削除停止中EC2のボリューム月数百〜数千円
④未使用Elastic IPの解放アタッチされていないEIP1個あたり約$3.6/月
⑤S3ライフサイクルポリシー設定古いオブジェクトGlacier移行で最大90%
⑥不要なNATゲートウェイの削除使っていないNAT GW月約$45〜以上
⑦インスタンスタイプの最適化過剰スペックEC2右サイジングで20〜40%
⑧CloudFrontでデータ転送コスト削減S3→直接配信コスト転送料を大幅削減
⑨古いスナップショット削除RDS・EBSスナップショット月数百〜数千円
⑩Budget Alertの設定全体コスト増加の早期検知

実践ステップ

1

Cost Explorerでコスト構造を確認

サービス別・リソース別のコストを月別で可視化。突発的な増加がないか確認

2

Trusted Advisorで最適化推奨を確認

低使用率EC2・未使用EIP・セキュリティの改善提案が自動で表示される

3

Compute Optimizer活用

EC2のCPU・メモリ使用率をもとに最適インスタンスタイプを自動提案してくれる

4

Budget設定で閾値アラート

月次予算を設定し、80%・100%超過時にSNS+メール通知を設定する

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※ AWSの料金体系・Savings Plansの割引率はリージョン・インスタンスタイプにより異なります。AWS公式の料金計算ツールでご確認ください。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:アパレル事業/複数のWEBメディアを運営