IT業界入門|AWSの費用の仕組み

AWSの請求とコスト管理の基礎|初めてAWSを使う人が最初に理解すべき費用の仕組み

「AWSって使った分だけ請求されるらしいけど、どうやって管理すればいいの?」——AWSの料金の仕組み・請求ダッシュボードの見方・予算アラートの設定・無料枠の活用まで初心者向けに解説します。

読了目安:約15分更新日:2026年4月

💡 AWSは「使った分だけ課金」されるため、誤って放置したリソースが高額請求につながるリスクがあります。最初に請求の仕組みを理解してBudgetsアラートを設定することがAWS利用の第一歩です。

この記事を書いた人
現役ITエンジニア・IT講師(経験14年)
CCNA・CCNP 取得LPIC-1 保有SES現場を複数経験

AWSのコスト管理・請求の仕組みを多くの方に説明してきた立場から、初心者向けに解説します。

1. AWSの料金の仕組み

時間課金
EC2・RDS・NAT Gatewayは起動している時間に課金。「停止する」だけでは課金が続く場合がある。「終了(削除)」することで停止できる。
📦
従量課金(データ量)
S3のストレージ量・データ転送量・Lambda実行回数・API Gatewayのリクエスト数等は使った量に応じて課金される。
🆓
無料枠
新規アカウントは最初の12ヶ月間、EC2 t2.micro 750時間/月・S3 5GB・Lambda 100万リクエスト/月等が無料で使える。

2. 請求ダッシュボードの見方

1
コンソール右上のアカウント名→請求とコスト管理
AWSコンソールの右上のアカウント名をクリックして「請求とコスト管理」を選択する。ここが全てのコスト管理の起点。
2
Cost Explorerでサービス別コストを確認
Cost Explorerを開いてサービス別のコストを確認する。「何が一番高いか」を最初に把握することが重要。
3
Budgetsで月次予算アラートを設定
AWS Budgetsで月次予算を設定する。「月予算1,000円を超えたらメールで通知」という設定を初日に行うことを強く推奨する。

3. 高額請求を防ぐための注意点

  • EC2は使い終わったら「終了」する:「停止」状態でもEBSの費用は発生する。学習用のEC2は使い終わったら必ず「終了(削除)」する
  • NAT Gatewayは意外と高い:NAT Gatewayは時間課金+データ処理料金で月5,000円前後かかる。学習環境では不要な場合はパブリックサブネットを使う
  • アクセスキーを漏洩させない:GitHubにアクセスキーをコミットしてしまった場合、不正利用で数十万円〜数百万円の請求が来た事例がある。漏洩したキーは即座に削除する
📌 この記事のポイント
  • AWSは時間課金・従量課金の組み合わせ。最初にBudgetsで月次予算アラートを設定することが必須
  • EC2は停止中でもEBS料金が発生する。学習用のリソースは使い終わったら必ず「終了(削除)」する
  • アクセスキーのGitHub漏洩は高額請求の最大リスク。漏洩したキーは即座に無効化して削除する

キャリアの疑問、一緒に解決しませんか?

Route Bloomでは、インフラ系ITエンジニアを目指す方への個別サポートを行っています。2026年7月からフリーランス講師として本格始動予定です。

※AWSの料金は頻繁に変更されます。最新情報はAWS公式サイトでご確認ください。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:アパレル事業/複数のWEBメディアを運営