現場実践|ロードバランサー入門

ロードバランサーとは?
L4/L7の違いとAWS ALB・NLBを解説

現役IT講師がインフラエンジニア向けに詳しく解説します。

読了目安:約15分更新日:2026年3月
💡

この記事の核心:ロードバランサーはWebサービスの可用性とスケーラビリティの要。AWSではALB・NLBの使い分けが設計の常識になっています。

この記事を書いた人
現役ITエンジニア・IT講師(経験14年)
CCNA・CCNP 取得LPIC-1 保有AzureFundamentals 保有SES現場を複数経験現役IT講師

インフラエンジニアとして14年の現場経験を持つIT講師が解説します。

1. ロードバランサーとは

まず、ロードバランサー(LB)は「複数のサーバーへのトラフィックを分散する装置・サービス」です。つまり、1台のサーバーに負荷が集中するのを防ぎ、可用性(高い稼働率)とスケーラビリティ(処理能力の拡張)を実現します。

2. L4 vs L7ロードバランサーの違い

比較項目L4(トランスポート層)L7(アプリケーション層)
動作レイヤーTCP/UDP(IPアドレス・ポート番号で転送)HTTP/HTTPS(URLパス・ホスト名で転送)
処理速度高速L4より低速(コンテンツ解析が必要)
用途非HTTP通信・低レイテンシが重要な場合WebアプリのパスベースルーティングやSSL終端
AWSサービスNLB(Network Load Balancer)ALB(Application Load Balancer)

3. AWS ALBとNLBの使い分け

  • ALB:Webアプリ・HTTPSサービス・マイクロサービスのルーティングに最適。パスベース(/api→サービスA・/static→サービスB)のルーティングが可能
  • NLB:超低レイテンシが必要なゲーム・IoT・TCP/UDP通信に最適。固定IPアドレスが必要な場合にも使う
📌 この記事のポイント
  • ロードバランサーは複数サーバーへの負荷分散で可用性とスケーラビリティを実現する
  • L4(NLB)は速度優先、L7(ALB)はHTTPコンテンツベースのルーティングが得意
  • AWSのWebサービスではALBがデファクトスタンダード

よくある質問(FAQ)

Q. ロードバランサーとは?L4/L7の違いとAWS ALB・NLBを解説を学ぶ上で、前提知識は何が必要ですか?
基本的なネットワーク知識(IP・サブネット・ルーティングの概念)とLinuxコマンドの基礎があると学習が進めやすいです。CCNA・LinuC Level1程度の知識があれば十分です。クラウド自体はGUIで操作できるため、プログラミングの知識がなくても始められます。
Q. ロードバランサーとは?L4/L7の違いとAWS ALB・NLBを解説の資格取得にはどのくらいの費用がかかりますか?
AWS・Azure・GCPともに試験費用は15,000〜30,000円程度です。学習教材としてUdemyのオンライン講座(セール時2,000〜3,000円)と公式ドキュメント(無料)の組み合わせが費用対効果が高いです。ハンズオン練習のクラウド利用料は月2,000〜5,000円程度見ておくとよいでしょう。
Q. クラウド系のスキルは将来性がありますか?
クラウド関連スキルの将来性は非常に高いです。企業のクラウド移行は今後も続き、2026年現在でもAWS・Azure認定資格保有者の需要は旺盛です。フリーランス市場でもクラウドエンジニアの単価は月80〜120万円と高水準で、今から学ぶ価値は十分あります。

キャリアの疑問、一緒に解決しませんか?

Route Bloomでは、インフラ系ITエンジニアを目指す方・キャリアアップを考える方への個別サポートを行っています。2026年7月からフリーランス講師として本格始動予定です。

※情報は変更される場合があります。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:アパレル事業/複数のWEBメディアを運営