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Cisco機器の初期設定入門|ルーター・スイッチのCLI基礎コマンドを現役講師が解説

enable・configure terminal からVLAN・OSPF設定まで現場で使うCLI操作を体系化

CCNA取得後に現場で「実機に触れてみると戸惑う」という声をよく聞きます。基本的なCLIの流れと初期設定手順を、実務目線で解説します。

Ciscoのシミュレーター(Packet Tracer)だけでの学習と実機では感覚が異なります。現場ですぐ使える基本CLIを整理しておきましょう。
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吉田たかし|元NWエンジニア・現役IT講師

CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900取得。14年のインフラエンジニア経験を持つ現役IT講師。CCNA・CCNP研修を担当してきた経験から、現場で最初に使うCiscoコマンドを体系的にまとめました。

📌 この記事のポイント

✅ Cisco CLIはユーザーモード→特権モード→グローバルコンフィグモードの3階層構造

✅ show系コマンドで現在の状態確認、config系コマンドで設定変更が基本の流れ

✅ 設定後はcopy running-config startup-configで保存を忘れずに

1. CLIモードの階層と移行コマンド

モード表示移行コマンドできること
ユーザーモードRouter>起動直後show・pingなど基本確認
特権モード(EXEC)Router#enable全showコマンド・debug・設定保存
グローバルコンフィグRouter(config)#configure terminal(conf t)ホスト名・インターフェース・ルーティング設定
インターフェースコンフィグRouter(config-if)#interface GigabitEthernet0/0IPアドレス・速度・duplex設定

2. 必須の初期設定手順

1

ホスト名の設定

Router(config)# hostname RTR-TOKYO でわかりやすい名前に変更

2

特権パスワードの設定

RTR-TOKYO(config)# enable secret [password] でハッシュ化されたパスワードを設定

3

インターフェースにIPを設定

(config-if)# ip address 192.168.1.1 255.255.255.0 → no shutdown で有効化

4

コンソール・SSHの設定

line con 0 → password/login設定。SSHはip domain-name・crypto key generate rsa

5

設定の保存

# copy running-config startup-config(省略: wr) で再起動後も設定を保持

3. よく使うshowコマンド一覧

コマンド確認できること
show running-config現在動作中の設定全体
show interfaces GigabitEthernet0/0特定インターフェースの状態・統計
show ip routeルーティングテーブル
show ip interface brief全インターフェースのIPとup/down状態一覧
show versionIOS・ハードウェア・稼働時間
show cdp neighbors直接接続された隣接機器情報

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※ Cisco IOSのバージョンによってコマンドの挙動・オプションが異なる場合があります。実機での確認を推奨します。

ABOUT ME
たから
サラリーマンをしながら開業して経営やってます。 今年、本業で独立・別事業を起業予定です。 ◆経験:IT講師/インフラエンジニア/PM/マネジメント/採用/運用・保守・構築・設計 ◆取得資格:CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900/FE/サーティファイC言語 ◆サイドビジネス:アパレル事業/複数のWEBメディアを運営