LinuxのLVM入門|ディスク拡張・論理ボリューム管理の実践ガイド
Skills Boost Infra Academy
LinuxのLVM入門|ディスク拡張・論理ボリューム管理の実践ガイド
PV・VG・LVの関係からディスク拡張・縮小までLVMの基本操作を現役講師が解説
LVM(Logical Volume Manager)を使えばパーティションの制約を超えてディスクを柔軟に拡張できます。本番サーバーのストレージ管理に必須の知識を解説します。
吉田たかし|元NWエンジニア・現役IT講師
CCNA/CCNP/LPIC-1/AZ-900取得。14年のインフラエンジニア経験を持つ現役IT講師。Linux研修・SES現場でLVMの緊急拡張作業をサポートしてきた経験から、基礎から実践的な操作まで解説します。
📌 この記事のポイント
✅ LVMはPV(物理ボリューム)→VG(ボリュームグループ)→LV(論理ボリューム)の3層構造
✅ 論理ボリュームは使用中でもオンラインで拡張できる(縮小は要unmount)
✅ pvextend・lvextendの後にresize2fs・xfs_growfsでファイルシステムも拡張する必要がある
1. LVMの3層構造
PV(物理ボリューム)
実際のディスク・パーティション(/dev/sdb等)をLVM管理下に置く。pvcreateで作成
VG(ボリュームグループ)
複数PVをまとめた仮想的なプール。vgcreateで作成・vgextendでPVを追加拡張
LV(論理ボリューム)
VGから切り出した論理的なパーティション。lvcreateで作成・lvextendで拡張
2. LVM初期構築の手順
# 1. 物理ボリューム作成 pvcreate /dev/sdb # 2. ボリュームグループ作成 vgcreate vg_data /dev/sdb # 3. 論理ボリューム作成(100GBを割り当て) lvcreate -L 100G -n lv_data vg_data # 4. フォーマット(ext4) mkfs.ext4 /dev/vg_data/lv_data # 5. マウント・fstabに追記 mkdir /data mount /dev/vg_data/lv_data /data echo "/dev/vg_data/lv_data /data ext4 defaults 0 0" >> /etc/fstab
3. ディスク拡張の実践手順
※ ディスク操作は誤ると데이터損失のリスクがあります。本番環境での作業前にスナップショット・バックアップを必ず取得してください。



